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在イラク韓国大使館の孫世周(ソン・セジュ)大使代理は2日、韓国企業の職員に対するイラク抵抗勢力による銃撃事件と関連、「オム電気所属の技術者らは送電線鉄塔の復旧工事に携わっていた。抵抗勢力がイラク治安を不安定化させるため、送電線鉄塔を破壊することが多かったとのことから、サボタージュ(sabotage:破壊行為)の側面があったとみるべきだ」と述べた。
中東地域の専門家としてバグダッドに赴任して6カ月足らずの孫大使代理は同日午後、本紙との電話インタビューでこのように述べたうえで、「しかし、韓国がイラク抵抗勢力の標的になったと断定するのは時期尚早」と述べた。
また、「韓国の技術者らが事故に遭った(北部)ティクリットに向かうため、米軍側と協議中だ。経過を見極めたうえで、死亡者の遺体と負傷者をなるべく早く安全にソウルに送るよう努力する」とし、「負傷者(李サンウォン・イムジェソクさん)の状態は回復に向かっているというが、直接確認するのが急務」と伝えた。
孫大使代理はイラクの治安状況について、「最近になって、外交官や外国民間人に対する攻撃が増えているが、韓国大使館や韓国同胞をターゲットにした追加的脅威はまだない」とし、「11月29日夜から抵抗勢力に対する米軍側の大規模撲滅作戦で54人が射殺されるなど、抵抗勢力の死傷者が60人を超えているとの話がある」とした。
一方、政府はすでに今月1日、任洪宰(イム・ホンジェ)在イラク大使をバグダッドに派遣、孫大使代理と業務を分担し、同胞に対する多角的な安全対策を講じていると伝えられた。
権景福(クォン・ギョンボク)記者 kkb@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/12/02/20031202000091.html