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(回答先: 倒錯した現状を肯定する「白痴」性 投稿者 長壁満子 日時 2003 年 12 月 02 日 10:40:09)
あなたの愚かさには心の底から軽蔑を覚えます。今の若い世代は賢明なことに、あなたのような意見に賛成する白痴はもはやほとんどいないということを述べ添えておきます。
今の日本の現状は、恐るべき破壊力と残虐性を持つ狂気のテロ国家である合衆国と中華人民共和国、そして旧ソ連=現ロシアに囲まれた状態です。これら三カ国が第二次大戦後だけでもどれほどの戦争を行ってきたか知っていますか?
中国について言えば、第二次大戦後だけでもチベット・ウイグル・台湾・朝鮮半島・極東中ソ国境・ベトナムで国境を越えて戦争を行っています。チベット・ウイグルは軍事力が乏しいために中国に植民地化され、米国先住民並みの悲惨な状況に置かれています。一方、ベトナムや台湾は十分な軍事力故に独立性を維持しました。このような危険な国が日本のすぐ隣に存在するのです。米国やロシアの残虐さや侵略性については触れるまでもないでしょう。
たとえ平和憲法や民主主義を唱えても軍事力が乏しければ、チベットやウイグルのような境遇に陥るのが今の世界の現実です。中立を唱えたとしても、それが集団的安全保障を含めた軍事力の裏付けがない限り全く無意味であることは、ベネルクスの歴史が証明しています。
今回の米国のイラク侵略に於いても、軍隊を派遣せず米国の横暴を諫めるという選択枝をとることができた主要国は独仏連合、中露印などの、核兵器を含めた十分な軍事力を持ち、自国の防衛に米国の助けを借りる必要のない国ばかりです。大江健三郎に代表される愚かな空想的平和主義者たちが日本の軍拡や核武装を熱心に抑制してきたために、日本は独仏連合に匹敵する経済力と人口と軍事的潜在力を持ちながらも、自国の国防を強盗国家の筆頭である米国に依存せざるを得ない状態になっているのです。そんな大江健三郎に、自衛隊のイラク派遣を批判する資格などあるわけがありません。
また、米国の衛星国として軍事小国路線、属国路線を追求してきた現在の政治家たち、中堅以上の官僚たちも大江健三郎の共犯者であると言えます。現在の新人官僚たちはその愚かさに激しく怒り、核兵器の保有という手段での軍事面における米国依存からの脱却を主張して霞ヶ関の中で激しい火花を散らしているのです。
ここは議論の場ではないのでこれ以上の討論は議論板に移行すべきと思いますが、いずれにせよ、平和憲法という紙切れを有り難がっている人間は真の白痴であると断言できます。そのような白痴が残念なことに我が国の中高年世代、それも高等教育を受けた賢明であるはずの人間に非常に多いと言うことは全く嘆かわしいことです。