現在地 HOME > 掲示板 > 戦争43 > 1019.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: 自衛隊派遣に「怒っている」 大江健三郎氏が仏紙で論陣 投稿者 かめはめ波 日時 2003 年 12 月 02 日 08:13:21)
表題の通り。
霞ヶ関の官僚が有能・優秀であれば、日本は今日のような経済停滞と国際的地位低下、その他年金・健保の問題、少子化、児童生徒の学力低下、科学技術レベルの停滞といったさまざまな問題は起こっていない。
ただただ保身と自分が属する「省」の利益のみを追求し、日本全体や世界全体の視野などほとんどの官僚にはないことは、ここ近年発覚した数々の疑惑や不祥事でも明らかだ。
例を挙げれば、
・旧大蔵省のノーパンしゃぶしゃぶ事件(特定大銀行業界との癒着)、
・外務省の外交機密費疑惑、他にも鈴木宗男前衆議院議員をめぐる不透明な金の動き、ODAにまつわる数々の疑惑の発覚、おまけに今回の職員2人の死を巡る真相究明への不熱心さ、
・薬害エイズや狂牛病(BSE)をめぐる厚生(労働)省の不手際および関連業界との癒着の暴露、なお狂牛病については農林水産省に関しても多大の不手際が発覚、
・防衛庁の調達実施本部(調本)を舞台にした水増し請求疑惑、
・相次ぐ警察官および警察組織不祥事にもかかわらず、誰一人まともに責任も取らず有効な対策も打ち出せてない前長官田中節夫・現長官佐藤英彦をはじめとする警察庁の中央官僚の現状、
他にも枚挙に暇がない。このような現状で、霞ヶ関の官僚のことを持ち出されても、信頼の置けない連中にしか思えない。むしろ、そのような無能で利己的な官僚たちを国民が監視・統制できるよう、より一層の情報公開を徹底させる情報公開法改正や、官僚の個人責任の追及を行える法改正(行政手続法・行政不服審査法他)を主張する方が国民の利益のためには先決だ。
肥大しきり、かつ各所で制度疲労が露見している現在の中央官庁の横暴と腐敗から国民を守る制度の提唱もせずに、無前提で官僚を「持ち上げる」ような書き込みをする人間については、個人的に不信感と疑惑の念しか抱けない。