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毎日【米大統領:訪英で新たな国際提言も】この板の一連の情報から必然の結果なり。
これ以外にブッシュとブレア、英米の逃げ道はない。
「早めに「国連管理」を主張しないと、バスに乗り遅れるぞ!
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031118k0000e030021000c.html
米大統領:訪英で新たな国際提言も
【ワシントン和田浩明】ブッシュ米大統領は18日、4日間の英国訪問を開始する。イラク情勢をめぐる大規模な訪英反対デモが予定されているが、大統領は英メディアとの会見で「歴史的な旅行になる」と断言、「自由と平和を推進するため、ともに取り組める野心的な目標についても語りたい」とも述べ、新たな国際的提言を行うことを示唆した。軌道修正し始めたイラク政策をさらに柔軟化させる可能性も指摘されている。
ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題)はブッシュ大統領とブレア首相の会談に関して、イラク問題を「長時間話し合うことになる」と語った。米英占領当局からイラク人への主権移譲の加速化が決まった直後だけに、他の欧州諸国や国連からの支援をどう拡大するかが焦点になる。
一方、17日付の英紙インディペンデントによると、欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安保上級代表はイラク駐留軍を国際的な枠組みの中に位置づけることを米国が近日中に決断するとの見方を示した。軍事上の指揮権は手放さないものの、形式的には国際的な管理下に入るという構想を意味するものと見られる。
同紙はパウエル米国務長官が18日にブリュッセルを訪れ、EU側の反応を探るという現地外交筋の観測も報じた。長官はロンドンでブッシュ大統領と合流し、この件が米英首脳会談で話し合われる可能性もある。
ただ、今回の訪英については「米英の絆を再確認する儀式」との見方も消えていない。
ブッシュ大統領は19日に40分間の本格演説を予定している。マクレラン大統領報道官は17日の会見で「極めて重要な演説になる」と予告し、内容が注目されている。
米戦略国際問題研究所(CSIS)のロビン・ニブレット上級研究員は「権限移譲の加速や治安部隊のイラク化など、米国は既に欧州の提案に歩み寄ってきている」と指摘。米英の結束確認やブレア首相が提唱している貧困問題への取り組みなどが主要議題になると予想した上で、「デモがあっても、ブッシュ大統領にとっては英国との連携を強調できる良い機会だが、ブレア首相は不人気なブッシュ大統領と同一視され、国内の批判が高まるだけの可能性もある」と分析している。
[毎日新聞11月18日] ( 2003-11-18-10:35 )