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(回答先: ウォルフォビッツは 「第二」の マッカーサー 投稿者 「三保平静」 日時 2003 年 11 月 17 日 17:30:25)
アメリカのイラク占領政策を見ていると、果たして自国のためにしているのか、イスラエルのためにしているのか疑問に感じます。象徴的なのは少々古い記事ですが:
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_09/1t2003091128.html
イラクで映画館大盛況、ポルノが大はやり
【バグダッド11日=夕刊フジ特電】イラク戦争後のバグダッドではポルノ映
画が大はやりだ。市内の映画館ではほとんど空席はなく、1000ディナール
(約60円)の入場料を払った数百人の観客が暗闇の中、じっとヌードやセック
スのシーンに見入っている。
『本物のレイプ』という物騒な題の映画を見ていたムハンマド・ジャシムさん
は「サダム(フセイン)政権の下では、こんな映画を上映したり見たりしたら、
監獄行きだった」と話す。
一般映画を上映しているわずかな映画館も、採算を取るためにポルノ映画を何
本か上映予定に加えざるを得ないほどの人気。ポルノ映画のはんらんにイスラム
教指導者たちは衝撃を受け、米占領当局に対し、映画に年齢制限を設けたり、
ヌードを禁止したりするよう要望している。 ★転載終わり★
アメリカは日本占領時、日本をスポイルするのに、3S(Sports,Sex, Screen)政策を実行しましたが、上記記事の政策は、我々が想像するよりはるかに重大な結果を引き起こします。確か、サウディアラビアのサウード・アルファイサル外相が喝破したように「イラクは日本ではないし、サッダーム・フセインはヒロヒトではない」のです。
アメリカのやり方は自由化というより放任しているようです。例えば、エジプトのAl-Ahram紙のイラク、モスル報告 http://www.ahram.org.eg/ARCHIVE/Index.asp?CurFN=REPO1.HTM&DID=7941
によると、1州だけで43もの新聞が発行されているそうです。それも法律に触れない限り体制批判も咎められないそうです。更に、政党や政治結社の設立も奨励されている。イラクの現状でこのように急激な開放、いや放任政策を採れば、イラクはばらばらに分裂するでしょう。イラク侵略が石油のためなら,これがアメリカの国益になるのでしょうか。イスラエルの国益にはなっても。