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<米大統領>国賓として英国を公式訪問へ
【ロンドン山科武司】ブッシュ米大統領が18日から4日間、国賓として英国を公式訪問する。各国世論の多くが反対する中、イラク戦争に踏み切り、今に続く混乱を招いたブッシュ大統領への批判は英国で高まるばかりで、反戦団体は10万人規模のデモで大統領を迎える。英王室の歓待をアピールし、来年の大統領選に弾みをつけるはずの訪問は、野次とデモカードに包まれた前代未聞のものとなりそうだ。
ブッシュ大統領は18日夜に来英。エリザベス女王が住むバッキンガム宮殿に滞在し、ブレア英首相との会談や女王主催の晩さん会に臨むほか、アフガニスタン、イラク両戦争の従軍英兵士や遺族と面談する。21日にはブレア首相の地元で住民と懇談する。
公式訪問が決まったのは1年5カ月前。アフガン戦争に勝利し、英米の関係が最も良好だった時期だった。しかし、イラク戦争を経て状況は一転した。ブッシュ大統領と、米国一辺倒の姿勢を取り続けたブレア首相への英国民の視線は厳しい。
11日に公表された英タイムズ紙の世論調査では、60%がブッシュ大統領のイラク政策に「反対」と回答。「首相に今、必要なのは大統領と距離を取り(公式訪問中)決して抱き合わないことだ」と米ニューズウィーク誌(11月17日号)は皮肉った。
こうした世論を背景に、反戦団体「ストップ・ザ・ウォー」などは20日に大規模なデモ行進をロンドン市内で行うほか、連日、抗議行動をロンドンや首相の選挙区で繰り広げる予定だ。
米側は神経をとがらせており、恒例の女王と大統領の馬車パレードは中止。また、先月、オーストラリア国会で演説中に野次られた苦い経験から、今回は英議会での演説を取りやめた。
700人の護衛を用意する米側は、ヘリコプターでバッキンガム宮殿上空の警戒も行いたいと訴えた。しかし、王室側は騒音を理由に難色を示したという。
大統領の滞在中、ロンドン警視庁は5000人を動員するほか、非番警官は自宅待機を命じられ、不測の事態に備えることになった。「警備の総費用は500万ポンド(約10億円)」と英ミラー紙は報じている。(毎日新聞)
[11月17日10時15分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00001010-mai-int
若者の王室離れ鮮明に=存続賛成辛うじて過半数−英調査
【ロンドン15日時事】15日付の英紙デーリー・テレグラフに掲載された世論調査によると、エリザベス女王の死後も王室は存続すべきだとの意見は、30歳未満の年齢層で55%にとどまり、若者の王室離れが浮き彫りになった。全体では、64%が王室の存続を支持した。 (時事通信)
[11月15日21時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031115-00000313-jij-int
まったく関係ありませんが、昨日のエリザベス女王杯は、武豊氏が勝ちました。