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今日のマスコミ 11月16日
http://www.janjan.jp/media/0311/0311168619/1.php
●来日中のラムズフェルド米国防長官が『読売』新聞との単独会見に応じた。ブッシュ政権は日本の世論対策のため「テレビはNHK、新聞は読売」を選んだわけだ(NHKは15日夜放映)。
【ラムズフェルド長官は、イラク復興支援について、「(日本が)何をやるべきなのか、私は言わない。それぞれの国に違った歴史、憲法があり、属する世界も異なる。それは理解し、尊重する」と述べ、自衛隊派遣に慎重な意見がある日本の立場に理解を示した。そのうえで、地球規模での対テロ戦争に言及し、イラクへの自衛隊派遣についての質問には、「他の国が我々と認識を共有する限り、その支援は貴重だ。どんな貢献をするかは当事者が決めるべきだ」と応じた】(読売)http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031116i402.htm
●しかし、この“柔軟発言”は単なる「外交辞令」と見た方がいい。イラク占領がうまく行かず、自衛隊の派遣時期について小泉政権が優柔不断な姿勢を続けているため、米政府はかなりイラついている。
13日、福田康夫官房長官が「自衛隊が十分に活動できる状況があれば(派遣)できるが、そういう状況になっていない」と発言したことに対して、【ホワイトハウス高官が日本側に「官房長官発言には失望し、落胆している。どういうことなのか」と伝えた(略)自爆テロにあったイタリアが「撤退はしない」との姿勢を打ち出した時期だっただけに、ショックは大きかったようだ】(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/16pol003.htm
●国防副長官のウォルフォウィッツ氏は、フロリダ州のテレビのインタビューに答え「日本が(軍事面で)多大な提供をあてに出来る国だったためしはない」などと述べた(各紙)。
【日本あてにせず】と見出しをつけた『毎日』は【国防副長官の発言が表面化したことに、日本政府は「タイミングが悪い」(関係者)と困惑気味だ。国防長官は小泉純一郎首相、石破茂防衛庁長官との会談で、日本への「圧力」と受け取られないように気を配ったが、「副長官発言はブッシュ政権タカ派の本音」(外務省筋)との見方もある】と分析している。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20031116k0000m010114000c.html
●一方、ヨーロッパの各マスコミは、「小泉政権、自衛隊派遣断念」と報じている。
【フランスではAFP通信が13日に、イタリア部隊への自爆攻撃で「日本は当面、派兵を断念した」と伝えたのをはじめ、テレビ・ニュースでも「断念」が繰り返し報じられた。14日発行(15日付)のルモンド紙も「イラクの袋小路」と題した社説の中で、「第三国は危なっかしい冒険に身をさらすのを渋っており、ブッシュ米大統領はこうした国々の貢献を当てにできなくなっている」と指摘。「日本もイラク派兵を断念した」と書いた】(朝日)
「派遣断念」が本当ならば朗報だが、小泉政権は判断を先送りしているだけだ。
http://www.asahi.com/politics/update/1115/008.html