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自衛隊年内派遣を期待 駐日米大使が圧力
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003nov/16/CN2003111601000238A1Z10.html
ベーカー駐日米大使は16日、日本政府がイラクへの自衛隊の年内派遣を先送りする方針を固めたことについて「日本は年内に一部の自衛隊を派遣するだろうと思っている」と述べ、年内派遣に期待感を表明した。大使はラムズフェルド米国防長官とともに沖縄の米海兵隊基地キャンプ瑞慶覧を訪れ、米兵の質問に答えた。
大使の発言は、イラク南部の治安情勢の悪化を受けて派遣に慎重姿勢に転じた日本政府に対して、やんわりと圧力をかけたものと受け止められている。
日本の自衛隊派遣先送り決定が在日米軍にどんな影響を与えるのか、との米兵の質問にラムズフェルド長官は「日本は派遣しないとは決めていない」と述べた後、ベーカー大使に補足するよう指示。大使は「自衛隊をイラクに送るという当初の決定は変わっていない。日本が後退したのは具体的な派遣時期についてだけだ」と説明した。
ラムズフェルド長官らは「日本はイラクの状況を検討するため、調査団の派遣を決めた」と指摘。その上で「イラクには33の国や部隊が展開している。新生イラク軍は既に13万1000人おり、イラクに展開する部隊は毎週毎月増えている」と述べ、自衛隊派遣の延期がイラクの治安回復に大きく影響はしないとの見解を強調した。
米政府は日本の自衛隊派遣の先送りに関して「貢献の内容や時期はそれぞれの国の判断を尊重する」(ラムズフェルド長官)として、各国政府の意向を尊重するとの立場を示している。(共同)