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(回答先: LibDemsは? 投稿者 Irish Nationalist 日時 2003 年 11 月 16 日 02:55:01)
最近「赤楯卿」も言っていましたが、LibDem(自民党は紛らわしいからこの呼び方の方がbetterですね)が、ロンドンBrent Eastの補選で圧勝(これは先回の倍以上の議席を取った衝撃的圧勝であった)したことは、支配層にとってはもの凄いショックだったはずです。当時5種類の新聞を毎日読んでいましたが、すべての論調が一夜にしてがらりと変ったのには度肝を抜かれましたね。メディアが誰かのキューで動かされている有様が、こんなに白日の下にさらされたことはないのではないか。イラク侵略に反対する市民の声に迎合するあまり「嘘つき小僧を叩き過ぎて、お呼びでない左翼政党に機会を与えてしまった。」ことを痛く反省している風情が、ハッキリ見て取れるような豹変ぶりで、(それまで辞めろ、辞めろのコーラスだった)嘘つき小僧については同情的、LibDemのケネディにはシビアになりましたねえ。
今やまがりなりにも労働者階級の利害を代表していると思われる政党は、イラク侵略に基本的大反対したLibDemしかありません。イラク侵攻直前の下院での首相質問を見たが、保守党のダンカン・スミスや労働党員の質問の矛先は100年も研ぐのを忘れた包丁、といった鈍さで、出来レース見え見えでした。嘘つき小僧もダンカン・スミスも死の商人との付き合いがあることは、よく知られており、当然予想すべきことではありましたけどね。(ダンカン・スミスなどは挙国一致だ、といってフリーハンドの応援までした。)
本音をいえばLibDemに政権を取って欲しいくらいのものですが、次回の総選挙ではメディアが袋だたきにすることは火を見るより明らか。残念ながら保守党と労働党が拮抗する展開に鳴る可能性は大でしょう。巨大な浮動票を抱えて選挙の趨勢を占う鍵となる労働者階級は、所詮一部の社会主義的な活動家を除けば、政治よりはフットボールの方にはるかに大きな関心を持っている有様で、Sunのような大衆紙の扇動にあったらひとたまりもない可能性が高いでしょう。