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イラク派遣:「自衛隊、重要視せず」 米国防副長官
【ワシントン和田浩明】ウルフォウィッツ米国防副長官が、米フロリダ州の地元テレビ局とのインタビューで、イラクへの日本の自衛隊派遣に関連し、「日本が(軍事面で)多大な貢献をあてにできる国であったためしはない」と述べていたことが14日明らかになった。米側が自衛隊派遣をそもそも重要視していないととれる発言で、派遣論議にも波紋を広げるとみられる。
ウルフォウィッツ副長官は13日、複数の米地方テレビ局からインタビューを受け、14日に国防総省が会見録を公表。このうちマイアミのテレビ局「WPLG―TV」との会見で、同局側が「日本は(自衛隊の)イラク派遣を拒否したが、どうやってイラクの治安を回復し、復興を進めるのか」と、誤解を含む表現で今回の日本の対応に対する考え方を聞いた。
同副長官は「出来る限り多くの国際的支援を求めている」と答え、米国以外の派遣部隊が約2万3000人に及ぶことやイラク南部に英国やポーランドの部隊が展開している状況を説明。そのうえで、日本について言及し、「多大な貢献をあてにできる国であったためしはない。軍事に関することは何につけ、現在でも非常にためらいがちな国だ」と語った。
ウルフォウィッツ副長官はイラク戦争の主唱者で、国防総省のナンバー2。ブッシュ政権のイラク政策に関し絶大な発言力を持っている。
[毎日新聞11月15日] ( 2003-11-15-15:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031115k0000e010064000c.html