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バグダッドから届いたCIAの新たな最高秘密レポートは、米主導の同盟軍が敗北するだろうと確信するイラク人の数が増大しつつあり、彼らが反乱分子を支援するようになっていると警告している。
ポール・ブレマー文民行政官が、ポーランドの首相との会見予定をキャンセルしてまで戦略会議のためにワシントンへ急行したことは、このCIAの厳しい調査結果を裏付けている。
CIAの分析は、米国の政策が曲がり角に差しかかったことを示唆している。同時にブッシュ政権は対ゲリラ戦をエスカレートさせ、またイラク人への政治権力の移譲を急いでいる。
これは両方とも危険性が高い。
軍事的圧力の強化は市民の死傷者数をより高め、イラク人をより反乱側に追いやる。
同時に、CIAの調査は、戦後のイラクの政治団体や指導者たちには国を統治する能力がまったくなく、選挙を実行する組織の立案さえできないと警告している。
レポートは警告する。攻撃的な反抗抑圧戦略はイラク人をより反乱側の攻撃に参加させかねない。
ある政府高官は、レポートは、暴徒を鎮圧する同盟軍の無能力がイラク人に占領は失敗だと思わせ、反乱分子を支援するイラク人を増大させていると警告していると言った。
CIAレポートは、多数派のシーア派が、占領状態を終わらせるために少数派のスンニ派と共同行動を始めているかもしれない点に関心を高めている。
占領軍当局とシーア派の軋轢は、バグダッドのサドル・シティーの市長が米兵に殺されたような事件によって煽られ、強まってきた。
他の調査によれば、外国のイスラム過激派の侵入を防ぐため、イラクとシリアやトルコ、イラン、ヨルダンなどとの国境に完全にシールを貼る方法はない。
http://www.philly.com/mld/inquirer/7239049.htm