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(回答先: 自衛隊は早く行って死んで来い 投稿者 戦地のスクープ写真 日時 2003 年 11 月 14 日 14:23:30)
先週のTV朝日「朝まで生テレビ」のなかで、宮崎哲弥氏が、政府や国会がまともな論議もしないままとにかく自衛隊のイラク派兵を実現するという方向で動いているなかで、イラクに派兵される予定の自衛隊の中には、自分が死ぬことで国策の非を訴える内容の遺書を書いている人もいると語っていた。
「一億三千万人弱の日本人が今の水準の生活を維持するためには、米国政権の意向に従ってイラクに派兵し、そのために幾人かの犠牲が出ることもやむをえない、全国民のために命を賭けて活動して欲しい」とか、「日本の国益を維持し拡大するためには、米国主導の新世界秩序確立を支援しなければならない。少なからぬ犠牲者が出るかもしれないが国家のために活躍して欲しい」といった名分もなく、米英のイラク軍事占領に参戦することさえ濁し、イラクの復興と治安安定のために国際貢献を果たすためという説明と死亡弔慰金や危険手当の引き上げだけで済まそうという政府の態度に納得できないのは当然である。
不幸にして犠牲者が出たときに政府が、「残念で心痛むことだが、危険なところにいったのだからやむをえないことだった。しかし、テロリストとの戦いをやめるわけにはいかない」とし、「犠牲者を減らすために、増派をはかるとともに武装を強化する。そして、活動の制約をなくすためにも憲法を改正したい」といった対応をすれば、政治的に利用された犠牲者は怒り心頭だろう。