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http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031114k0000m030095000c.html
【ワシントン佐藤千矢子】米国の選挙分析専門家チャールズ・クック氏は12日、ワシントン市内で記者会見し、04年大統領選について、経済が回復してもイラク戦争でここ数週間のように米兵死者数が出続ければ、ブッシュ大統領の再選は「大変に厳しくなるだろう」との見通しを示した。
クック氏は、イラク戦争で民主党内にブッシュ大統領への「嫌悪感」が広がっているとして、選挙戦は「大接戦になる」と予測。経済もイラク戦争もうまく行けば大統領は再選されるものの、両方ともうまくいかない場合や、経済だけ回復した場合には、再選は厳しいとの見方を示した。
ブッシュ大統領への挑戦者を選ぶ民主党の指名争いについては、(1)アイオワ州党員集会(2)ニューハンプシャー州予備選(3)カネ―の3大要素がカギと指摘。現在、指名争いの首位を走るハワード・ディーン前バーモント州知事が選ばれる可能性が50%、同氏を追うリチャード・ゲッパート下院議員が30%で、残る20%をウェズリー・クラーク元北大西洋条約機構(NATO)欧州連合軍最高司令官とジョン・ケリー、ジョン・エドワーズの両上院議員が分け合うと予測した。
前大統領夫人のヒラリー・クリントン上院議員の大統領選出馬問題については「クリントン政権8年間に蓄積された傷を癒す時間が必要」と述べ、時期尚早として立候補の可能性を否定。来年、ブッシュ大統領が再選されれば、08年大統領選は共和、民主両党の新人候補同士の戦いとなり、ヒラリーさんが立候補しやすい環境になるため、「彼女は毎晩、ひざまづいてブッシュ大統領の再選を祈っているはずだ」と皮肉った。
[毎日新聞11月13日] ( 2003-11-13-20:59 )