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(回答先: イラク南部のイタリア警察司令部で爆発、12人死亡 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 12 日 20:10:14)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031113k0000m030097004c.html
【サマワ(イラク南部)大木俊治】イラク南部のナシリヤにあるイタリア軍警察の駐屯地前で12日午前10時40分(日本時間同日午後4時40分)ごろ、大きな爆発が発生した。ロイター通信などによると、少なくともイタリア軍兵士3人とイタリア軍警察官11人、イラク人8人が死亡し、多数が負傷、建物にも大きな被害が出た。比較的安全とみられていた南部地域の治安悪化を示すもので、日本の自衛隊派遣論議にも大きな影響を与えそうだ。
イタリアのANSA通信は、爆弾を積んだトラックが軍警察本部の建物に突っ込み、自爆したと報じた。ローマのイタリア警察スポークスマンも、ロイター通信に何者かによる自爆テロとの見方を示した。爆発で3階建ての建物が崩壊し、イタリア軍関係者らが内部に取り残されているとの情報もある。
イラク国内では外国駐留軍や国際機関を狙った攻撃が相次いでいるが、イタリアが攻撃対象となったのは初めて。イラク駐留部隊で米英軍以外の犠牲者が出たのは、ポーランド軍に次ぎ2件目。
ナシリヤは、日本の自衛隊が派遣を予定しているサマワの東約100キロに位置し、候補地として検討されたこともある。
イタリアはイラク南部に軍と、治安部隊に当たる軍警察計約3000人を派遣。ルーマニア、ポルトガルの部隊とともに6月から石油パイプライン警備などの治安維持活動に従事している。現場のナシリヤ駐屯地には、約300人の警察官がいたという。
[毎日新聞11月12日] ( 2003-11-12-22:38 )