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http://www.asahi.com/international/update/1112/006.html
ブッシュ米大統領は復員軍人の日(ベテランズ・デー)に当たる11日、戦没者らが眠るワシントン郊外のアーリントン墓地などで演説した。イラク情勢について「我々が従事している仕事は容易ではないが、極めて重要だ」と述べ、復興の遅れを認めたうえで、旧フセイン政権支持者やイスラム過激派らの掃討を通じた治安の安定と民主化への努力を継続する姿勢を強調した。
ブッシュ大統領は治安情勢の混乱で復興が遅れていることについて「数十年にもわたって独裁者がイラクの社会と尊厳を踏みにじった後で、(米独立宣言を起草した大統領の)ジェファーソン流の民主主義が数カ月のうちに芽生えることはない」と述べ、民主化に相当の時間がかかるとの認識を示した。
旧フセイン政権支持者や外国から流入している過激派によるとみられる米軍や国際機関などへの攻撃については「イラク人を恐怖に陥れ、米国や同盟国をおじけづかせるのが目的だ」と指摘、旧政権支持者と過激派が協力しているとの見方を示した。
ブッシュ大統領は「アフガニスタンとイラクの民主化が失敗すれば、民主化を求める中東地域の数百万人の希望を絶つことになる」とも語り、イラクを軸に中東全体の民主化を目指す「中東民主化構想」にこだわる姿勢を見せた。
また、イラクやアフガニスタンでの戦闘で死亡した米兵について「極めて大きな損失だ」と哀悼の意を示したうえで、遺族に対し「あなた方の愛する人たちは、正しく義にかなった目的のために命をささげた」とたたえた。 (11/12 11:00)