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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031112-00000132-mai-int
米エネルギー省は10日、今後20年間に米国が優先的に研究すべき28項目の大型科学計画を発表した。国際熱核融合実験炉(ITER)計画参加や、日本がトップを走るスーパーコンピューターの分野での巻き返しなど12項目を早期に取り組む課題に挙げている。
ITERは、太陽で起きている核融合反応を地上で実現し、エネルギーを得ようとする国際共同計画。日本やカナダ、フランス、スペインが実験施設建設を誘致している。「クリーンエネルギーとして大きな可能性を秘めており、参加国が合意すれば最優先項目になる」と位置づけた。
優先順位の2番目としてスーパーコンピューターを挙げ、「日本の(海洋科学技術センターにある)地球シミュレーターは米国の最速コンピューター20台分と同等の性能を持っている。われわれは今の100倍の計算能力を持つコンピューターを開発する」と宣言した。
専門家で作る諮問委員会が科学的重要度や実現可能性を基準に選定した。1万8000人の研究者を投入するという。実現には議会の承認が必要だ。【西川拓】(毎日新聞)
[11月12日2時24分更新]
★「われわれは今の100倍の計算能力を持つコンピューターを開発する」
これは「地球シミュレーターの100倍」の意なのか?