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2003.11.11
Web posted at: 17:39 JST
- CNN
サウジアラビア・リヤド(CNN) サウジアラビアのファハド国王は10日、首都リヤド西部の高級住宅地で8日深夜起きた自動車爆弾テロを受け、国内などのイスラム過激派の厳しい取り締まりを実施するよう閣僚に指示した。サウジ政府筋によると、10日の閣議で命令した。
国王はまた、今月末まで続くイスラム教ラマダン(断食月)の期間中、メッカなど世界から宗徒が大量に集まる国内の聖地の警備を一段と厳重にするよう指示した。
サウジ政府は、今回の事件を国際テロ組織アルカイダの犯行と見ているが、政府筋によると、アルカイダはリヤドの住宅地に多数の米国人が居住していると考え、攻撃した可能性がある。サウジ当局が拘束しているアルカイダ構成員の供述からこの情報を得たという。
事件では死者17人が死亡しているが、中東系の住民が大多数だった。アルカイダ指導者のオサマ・ビンラディン氏はサウジ生まれで、軍事協力など同国の対米政策に反発している。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200311110017.html