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(回答先: 「戦争のヒロイン」リンチさん、軍の操作を批判 [asahi.com] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 11 月 08 日 20:51:34)
イラク戦争の”ヒロイン”あす手記を出版 「軍は私を利用した」(毎日 11月10日 朝刊)
[要約]イラク戦争での救出劇が大々的に報じられ、一躍国民的英雄になった米陸軍女性兵士ジェシカ・リンチさんが、米ABCテレビに出演して「軍は私を(イラク戦争)シンボルに使ったがそれは間違っている」と述べた。具体的には、リンチさんはイラク軍に激しく抵抗したとされていたが、実際は銃の故障で射撃ができず、味方同士の車の事故で負傷したという。また収容された病院ではイラク人女性看護師から丁重に扱われたという。救出劇は事実を知らない人が勝手に作り上げたと批判した。リンチさんの手記は今月11日に全米で出版される。
[コメント]軍にはこのように情報を有利に活用する専門の部隊が存在する。いわゆる心理戦部隊で、事実、虚偽に関係なく、味方兵士や市民の士気を鼓舞し、敵の闘争心を消滅させる情報操作を行う。同時に日本のマスコミでも、事実や虚偽に関係なく、おもしろおかしく番組作りを優先させる人たちも存在する。このリンチさんが救出されたとき、あるTV関係者が私のところにやってきて、リンチさんがイラク兵から暴行(レイプ)されたと話してくれと言った。「そのような事実は報じられていない」というと、「過去の例から考えてレイプされたと考えられると話してくれ」という。「今のような時に、そのような発言は誤解を与える」と断わると、レギラーのレポーターがさんざん悪態をついて帰っていった。私に向って、「デレクタ―、この人、使えないよ」である。この前、TV局でそのレポーターとすれ違ったら、私と目線が合わないように下を向いて歩いていた。どこの世界にも、真実や虚偽に関係なく、ニュースはおもしろければいいと考える人はいるようだ。
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