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【バグダッド大木俊治】イラクでの反米勢力の抵抗激化を受け、米軍は10日までに、旧フセイン政権の影響力が強い「スンニ・トライアングル」と呼ばれる地域への空爆を再開し、反米勢力への対応強化に乗り出した。ロイター通信によると空爆は約半年ぶりで、ブッシュ米大統領の大規模戦闘終結宣言(5月1日)以降では初めて。相次ぐヘリコプターの撃墜などを受けたものだが、米軍への攻撃は連日続いており、9日夜も米兵1人が死亡した。
スンニ・トライアングルとは、首都バグダッドからフセイン元大統領の生まれ故郷である北部ティクリートにかけての、チグリス川とユーフラテス川にはさまれた一帯のこと。イラク国内でも反米感情が強いとされる。米軍は7日夜から8日にかけてティクリート周辺で掃討作戦を展開し、反米勢力の隠れ家とみられる建物などを破壊。その後、中部ファルージャでも空爆を実施した。
一方、バグダッドの南約50キロのイスカンダリヤで9日夜、反米勢力によるとみられるロケット弾攻撃があり、米兵1人が死亡した。駐留米軍が明らかにした。
[毎日新聞11月10日] ( 2003-11-10-20:16 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031111k0000m030077000c.html