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最近、アメリカのどの新聞のウエブサイトか忘れたが、チェイニー副大統領が、毎年恒例の雉狩を楽しんだという記事があった。豪華な乗用車を仕立て、大勢の仲間を引き連れて行ったという。雉狩は昔から欧米の殿様貴族のお遊びとして知られている。
だが、イラクで米兵士が連日戦死している時に副大統領が豪勢なお遊びとは不謹慎だという声が出ないのだろうか。
ラムズフェルド国防長官は、輸送用ヘリが撃墜されて米兵16人が死んだ日の夜にABCテレビに出演し、「長い戦争では今日のような悲劇は1度や2度あるものです」と平然と語ったが、さらに記者から「(戦争の先行きに対する)国民の懸念についてどう思うか」と質問され、「われわれもテロリストを捜索して殺していますが、ボルチモアやアイダホでやるよりはよいでしょう。そう、テロリストが国外で闘ってくれるほうが、本土の国民はふつうの生活ができるからよい。あちらへ行っている兵士は徴兵ではなく、志願兵ですからね」と答えた。
ネオコンの先制攻撃論とは、こういうことなのだ。本土が戦場にならなければよいのだ。だからチェイニーも貴族の楽しみに耽ることができる。”志願兵”の家族が、このラムズの言葉をどう聞いただろうか。