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【バグダッド6日共同】カタールの衛星テレビ、アルジャジーラによると、イラク中部ナジャフ州のハイダル・マハディ知事は6日、米軍主導の占領統治下で治安悪化が続いていることや軍政当局から州行政府に十分な自治権が与えられていないことに抗議、辞意を表明した。
連合軍暫定当局(CPA)が任命した主要自治体の知事、市長が占領軍の政策を批判して辞意を表明したのは初めて。先のスペイン外交団引き揚げに続き「治安は改善しつつある」とする占領軍の主張を覆すものだ。
アルジャジーラなどの報道によると、マハディ氏は「何の権限もないまま知事に任命され、単なる象徴にすぎず、批判を受ける立場にあるだけだ」と不満を表明した。知事は辞意表明に先立つ5日、ナジャフ市民に対し、占領軍の政策に対する抗議のゼネストを呼び掛けたという。
[11月7日6時32分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031107-00000025-kyodo-int