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[エルサレム 5日 ロイター] イスラエル治安当局筋は5日、ヨルダン川西岸での封鎖態勢が緩和されるとの見通しを明らかにした。
同筋はまた、モファズ国防相が、西岸にあるユダヤ人入植地の監視所10―20カ所を撤去することで原則的に合意したと述べた。
同筋は「これらの措置は、アラファト・パレスチナ自治政府議長や武装勢力と対立するクレイ・パレスチナ首相の立場を強め、監視所の存在に強く反発している米国を納得させるためのものである」として、停滞している和平プロセス促進に向けた動きであると指摘した。
イスラエル軍の声明によると、イスラム過激派の拠点となっているナブルスとジェニンを除くヨルダン川西岸各地に配備中の部隊を削減する。しかし、検問所や道路封鎖の削減、緩和には触れていない。声明はまた、必要に応じて引き続きパレスチナ領内への攻撃を行う方針を示している。[11月6日13時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031106-00000664-reu-int