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(回答先: テロ起こらない地域もある 自衛隊派遣で福田長官(共同通信) −迷言もう一つ「大量破壊兵器を持っていた。」 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 21 日 19:29:59)
大量破壊兵器が「いまだに発見」されてないからこそ大問題になっているのにも拘らず、「あった」などと軽率に記者会見の場で口にする神経をまず疑う。そんなにイラクに大量破壊兵器があったと主張したいのならば、現時点で
(1)何処に
(2)いかなる種類の兵器が
(3)どの程度の量
あるかを明言できなければ、説得力ゼロである。
既に米英をはじめとする占領軍が「血眼」になって探しているにも拘らず、いまだ「開戦当時」にイラクが「大量破壊兵器を所持していた証拠」が見つからず(むしろ、国連査察団や他ならぬ米国自身の調査機関によって「なかった」証拠や証言の方が続出)しているからこそ、米大統領ブッシュも国防長官ラムズフェルドも英国首相ブレアも釈明に追われる日々を送っているのではないか?
開戦当事者ですら発見できないものを、日本の官房長官がどうして軽々しく「存在した」などと言えるのか?もしそう断言するなら、福田自身に上記(1)〜(3)に関する説明責任が生じるはずだ。もし満足に説明もできずに、ただ「狂信的」に「あったあった」と主張することしか出来ないならば、国民に対して虚偽の発言をしたことになり、当然官房長官の職を辞するべき事由となる。
無論、その際には、彼の任命権者である内閣総理大臣小泉純一郎の責任も問われる。
野党各党はこの機を逃さず、この無責任な放言官房長官の「失言」と、それに関する首相の責任を追及すべきである。さもなければ、野党としての存在意義を疑われる。無論、与党もまた、その良識あることを示したければ、官房長官福田の罷免を自ら唱えるべきである。