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(回答先: 協定違反に「深刻な懸念」 IAEA理事会(共同通信) −米よりに変わったのか? 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 21 日 17:42:34)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031121k0000e030067000c.html
【ウィーン会川晴之】国際原子力機関(IAEA)の理事国に英仏独3カ国が提示したイランの核兵器開発疑惑を非難する修正決議案の内容が20日、わかった。イランがIAEAに協力姿勢を示したことを評価する一方、過去に繰り返した違反を厳しく非難。今後、新たな違反が明らかになった場合は、国連安保理に付託することを強く示唆している。
英仏独は、合意が得られれば21日の理事会に正式に提出する。理事会は期日を延長する方針で、決議案の採択は24日になるとみられる。
修正決議案は、当初案に比べイランを非難する内容を強めた。特に、新たな違反が判明した場合の規定を設け、その場合は「理事会を即時開催し、対処すべきことを決めなければならない」と安保理付託を色濃く打ち出した。さらに、来年3月の定例理事会に間に合うよう同2月末までに決議案の履行状況を報告するよう事務局長に求めた。
この修正案についてイランを支援する非同盟諸国側からは「イランが協力姿勢に転じたことへの評価も強め、バランスを取るべきだ」と再修正要求が出ている。また米国などは、新たな疑惑が出れば、安保理付託が確実となるような表現に修正するよう求めており、再修正案をめぐる調整が続いている。
[毎日新聞11月21日] ( 2003-11-21-15:00 )