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(回答先: Mubarak Resumes Speech To Parliament After Falling Ill【Islam Online】 投稿者 Sちゃん 日時 2003 年 11 月 20 日 18:17:31)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031121k0000m030019000c.html
【カイロ小倉孝保】エジプトのムバラク大統領(75)が19日、国会での演説中、突然体調を崩して演説を中断した。大統領は約50分後に再び議場に登場して、演説を再開したが、健康不安説が急浮上するのは確実。後継者問題に関心が集まるのは必至だ。
大統領は内政問題について演説中、言語が不明瞭になり体がぐらついた。生中継していた国営テレビは映像を大統領のアップから傍聴する国会議員の映像に切り替え、アナウンサーが「大統領の健康上の危機」と説明した。
その後、大統領は議場から姿を消し、情報大臣が「大統領はインフルエンザを患い、体調を崩したが数分後に議場に戻る」と説明した。大統領は約50分後に姿を現し、議員から拍手を浴び、「ありがとう」といって手を振った。演説はその後、約5分で終了した。大統領が不在の間、議員たちは大統領の回復を願ってイスラム式の礼拝を続けた。
政府筋によると、大統領は先週末からかぜをひき40度の熱があった。イスラム教の断食月(ラマダン)にあたることから、断食をしているうえに国会演説のために抗生物質を投与され、体調が優れなかったという。
ムバラク大統領は81年、サダト前大統領を継いで大統領に就任。エジプトでは大統領が執務をとれなくなった場合、副大統領が代行することになっており、副大統領が事実上の大統領後継者とみられているが、ムバラク大統領は副大統領を置いていない。このため、後継者問題がたびたび話題になり、大統領の二男で与党幹部のガマル氏や情報機関幹部の名前が上がっている。
大統領は高齢なうえ、「欧州で心臓の治療を受けた」といった健康不安説もたびたび浮上している。テレビの生中継中に倒れたことでこの不安説を裏付ける形となった。「与党内や軍部内で後継者問題がこれまで以上に重要課題となるのは間違いない」(外交筋)といった見方も出ている。
[毎日新聞11月20日] ( 2003-11-20-18:27 )