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(回答先: Re: ユダヤ人は本当に神に選ばれた選民なのか? 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 10 月 25 日 20:59:38)
ハザール人がユダヤ教に改宗したのは8世紀で、11から13世紀のキエフ公国の時代にロシア各地に広まったが、ドイツやボヘミアからやってきたユダヤ人のほうが数は多かったとのこと。
こんにちのアシュケナジーの姓の中に、ハザール起源をもつと思われるものはごくわずかで、それほどハザールの影響が大きいとは考えられないそうです。
http://www.faqs.org/faqs/judaism/FAQ/07-Jews-As-Nation/section-5.html
なおハザール人がユダヤ教に改宗したのは事実ですが、少数民族はキリスト教徒もしくはイスラム教徒であり、軍隊はイスラム教徒が多かったそうです。
1016年、キエフ公国が滅亡すると、ハザール人ユダヤ教徒の大部分はキリスト教に改宗し、民族としては消滅したようです。その後も細々とカライ派は続いてきましたが、現在ではイスラエル在住 15,000名、アメリカ(カルフォニア州沿岸に集中)在住 1,500名、トルコ(イスタンブールに集中)数百名とのこと。
なおナチスドイツ時代には、ナチ政府は「カライ派はユダヤ人としない」と決定して迫害しませんでしたが、これはカライ派がハザール人の子孫であって本物のユダヤ人ではないと考えたからかどうかはわかりません。(多分そうでしょうが。)