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ギリシアはアテネ五輪準備で「金がかかる」という理由で、NATOがカンパを求めていたアフガン軍事支援を拒否したそうだ。
これは“ヨーロッパ文明”(←こんなものは所詮フィクションだけど)のスバラシサを示す快挙だね。
古代の五輪競技会は、地域対立を軍事でなく運動競技の力量くらべに“昇華”していた側面があり、実際に戦争が起きても五輪開催中は停戦をしていたという。
アメリカは「ソ連のアフガン侵攻」をネタにしてモスクワ五輪を政治主義的にボイコットし、子分の国々にも同盟ボイコットを呼びかけたわけだが、むしろ五輪本来の在り方は、そうしたみみっちい政治主義を超越したものだったようだ。
アメリカが一方で五輪ボイコットをやっておきながら、もう一方でムスリム勢力に武器を与えて訓練してゲリラを大量生産し、その結果が最終的に「ウサマ・ビン・ラディン」だったわけだから、「戦争から内乱へ」ならぬ「戦争から運動会へ」にの転化の仕掛けを孕んでいたオリンピック本来の発想からすれば、アメリカこそ「ヨーロッパ文明を否定する野蛮」の象徴だったことになる。
戦争になんか金だすなよ。オリンピックとか雪祭りとかねぶた祭りとかで、各国の力を見せりゃいいんだよ。
人殺しで覇権を競うのではなく、芸能で競うようになったら大したもんなんだけどな。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000732-jij-int
五輪準備で首が回らず=NATOへの支援を拒否−ギリシャ
【ブリュッセル23日時事】ギリシャ政府は23日、来年開かれるアテネ五輪の準備に「金がかかる」として、北大西洋条約機構(NATO)が要請していたアフガニスタンでの軍事支援を拒否したと発表した。
国連安保理は今月、アフガンの治安を維持する国際治安支援部隊の任務を首都から地方にも拡大することを決定。同部隊を指揮するNATOは加盟国に対して、任務の拡大に必要となる部隊の増派や装備の提供を求めていた。
(時事通信)[10月24日7時2分更新]
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