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(回答先: イスラム長老マハティール演説概略すらなくイスラエル寄りで斬る似非紳士朝日の深層 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 10 月 22 日 23:04:44)
世の中を不当に支配し収奪している真の下手人に適切な批判の矛先を向けるためには、ユダヤ人一般(タバコ屋もいれば公務員もいる)、とユダヤ系財閥を明確に区分することはどうしても必要と思われる。
ユダヤ系財閥の代表格であるロスチャイルド財閥は、今のパレスチナ・イスラエルの土地を買い占めた上で、シオニスト、ナチスと連携してイスラエル建国運動を演出し巨利をむさぼるなど、田中角栄の信濃川河川敷事件顔負けの汚いビジネスに手を染めていたことが明るみに出ている。(ナチスの初期の対ユダヤ政策では、ユダヤ人の抹殺でなく国外追放が戦略課題であった関係で、実はシオニストと利害が一致していた。)その後のホロコーストも結果的にはイスラエル建国を促進する要因となり、虐殺された人々は「より偉大な大義のための必要な犠牲」と見られていた可能性は非常に高い。いや意図的に犠牲を演出したと見る人もいるくらいである。(ユダヤ人の中でも地域的出自によって明らかな人種差別があり、ロスチャイルドのようなドイツ系ユダヤ財閥が、東欧系ユダヤ人の受難に冷淡だったとしても何ら不思議はない。)
こうした歴史的前提を悪用して、誰かが「ユダヤ」批判をする度に「ホロコースト」の被害者特権を持ち出し、こうした批判が無実のユダヤ人に対する差別的言辞であるかのように意図的にすりかえて、キャンペーンを張るのである。ユダヤ系財閥に関わりのない何百万というユダヤ人をいわば「人質」として、相手側に「反ユダヤ主義」のレッテルを貼って攻撃するわけである。 (裕福でもなく権力とはほど遠い無実のユダヤ人にとっては良い迷惑であろう)
結果として今回のマハティール発言の真意を読み取るだけの時間的・精神的余裕もなく、大手メディアの情報しか手元にない世界の情報消費者は「やっぱりイスラム教徒は過激だ。」、という結論に達するわけである。毎度おなじみのパターンである。
こういう事態を避けるためには、「せけんばなし」さんが言うように「ユダヤ人」という茫漠とした表現でなく、「ユダヤ系財閥」とより焦点を絞って、攻撃・批判を本当の下手人に集中することが肝要である。こうすれば偽りのpolitical correctnessを根拠とした言論弾圧に一矢報いることができるのではないか。こうした工夫をしないでユダヤ、ユダヤと言っているとこのジレンマを突破することは難しいだろう。