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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031021-00001027-mai-int
<米連続狙撃事件>元米陸軍兵士の裁判開始 被告が「弁護人」
【ワシントン河野俊史】昨年10月、ワシントン首都圏で10人が射殺された無差別連続狙撃事件で殺人罪などに問われた元米陸軍兵士、ジョン・モハメド被告(42)の実質審理が20日、バージニア州バージニアビーチの州地裁で始まった。ミレット判事は「自分で弁護活動をしたい」という同被告の申し立てを認め、被告自身が「弁護人」として陪審員に無実を訴える異例の展開になった。
共犯とされる17歳(当時)の少年とともに逮捕されたモハメド被告は、10件の事件のうち、同州マナサスのガソリンスタンドで昨年10月9日に男性(当時53歳)が射殺された事件について起訴されている。有罪が確定すれば死刑か仮釈放なしの終身刑となる。
事件から1年後に始まった裁判は先週、15人の陪審員の選定が終わり、20日から実質審理入り。ところが、開廷直前に同被告が自ら弁護人となることを申し出た。ミレット判事は検察、弁護双方を交えて協議した結果、これを認め、本来の弁護人は同被告の補佐役にとどまることになった。
この決定を受けて、同被告はジャケットにネクタイ姿で陪審員を前に自ら冒頭陳述を行い、「これらの犯罪に私は全く関係していない」「証拠を一つ一つ見ていけば、私の無実が分かるだろう」「アラーの神の恵みで無実が明らかになるよう望む」などと20分余りにわたって訴えた。一方の検察側は冒頭陳述で犯行に使われたとされるライフル銃を示し、有罪は疑いないと主張した。
自らの弁護活動の権利を認められたことで、同被告は検察側証人に対する直接の反対尋問も可能になる。証人には被害者の遺族らも含まれる可能性があり、司法界に波紋が広がっている。(毎日新聞)
[10月21日11時6分更新]
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