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(回答先: マレーシア首相:欧米非難の「ユダヤ発言」に反論 (毎日新聞) 投稿者 回教って言うなよ… 日時 2003 年 10 月 18 日 02:19:16)
戦争屋は嫌いださんが『Re: この発言は複合体のおもうつぼだ』( http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/323.html で書かれていますが、マハティール首相は、イスラム叩きのつまらないネタを提供してしまった。
「ユダヤ人は現在、代理人を使い、世界を支配している」ように見える人は、マハティール首相だけではなく、またムスリムだけではなく、それなりの数で存在しているだろう。
ユダヤ人が世界を支配しているとは思っていないが(そのように見えるように使われているとは思っている)、たとえ、ユダヤ人が米国政権なる代理人を使って世界を支配しているとしても、ユダヤ人に限らず表の権力にいない存在を持ち出すのは政治家として不適格である。(阿修羅ではかまわないけど)
「イスラエル(ないしシオニスト)が米英と共同してイスラム世界を破壊している」という非難であれば、その発言に抗議するものがあってもマハティール首相を擁護するが、伝えられている内容の発言では擁護できない。
今年引退するハマティール氏が、長年胸につかえていたことを口に出して溜飲を下げたのか、それとも、置き土産としてイスラム叩きのネタを提供したのかはわからないが、粗雑すぎる発言である。
(いわゆる先進諸国国民のあいだでナチスの反ユダヤ主義がどのように受け止められているかという問題を持ち出すまでもなく....)
マハティール首相の発言報道で、「イスラム教徒は危険だ」と考える人が増えたことは確かだろう。
マレーシアの外相は、「首相の意図は議論を呼ぶことではなかった。頭を使えば強者になれるということを示したかっただけだ」と説明したそうだが、マハティール発言は、ムスリムは頭をろくに使えないことを示してしまったようなものだ。