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イラク人による暫定統治機関「統治評議会」の有力メンバー、バルザニ・クルド民主党(KDP)議長は、評議会がトルコのイラク派兵を承認すれば「評議員を辞任する」とアラブ紙アッシャルク・アルアウサトに述べ、トルコの派兵にあらためて反対した。16日付の同紙が伝えた。
バルザニ氏は「隣国の軍事介入は治安の悪化につながり、大変危険な状況になる」と指摘。トルコへの不信感が根強いクルド人だけではなく「全イラク人が隣国の派兵に反対だ」と述べた。
民主選挙実施については、前提となる国勢調査に時間がかかるため「選挙の部分的実施などの代案を内部で検討している」ことを明らかにした。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/031016/1016kok105.htm