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2003.10.17
Web posted at: 13:49 JST
- REUTERS
ラパス(ロイター) 政府の天然ガス輸出計画に先住民団体などが反対を訴え、緊張が続いているボリビアで16日、数万人規模のデモ隊が政府所在地のラパスへ流れ込み、サンチェス大統領の辞任を求めた。同国の人権団体によると、治安部隊とデモ隊との衝突による死者は、この1カ月で74人に上っている。
サンチェス大統領は15日、ガス輸出計画をめぐる国民投票の実施やエネルギー制度改革、憲法改正などを柱とした妥協案を示したが、反政府勢力はこれを拒否。大統領を「殺人者」などと非難しながら、市中心部を行進した。
親米サンチェス政権の下で不満を募らせる貧困層を中心に、長引く混乱で生活を脅かされる都市住民も加わり、デモは全国に広がる気配を見せている。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200310170006.html