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【ワシントン=沢木範久】「米軍はイラクで大歓迎を受けている」−。こんな内容の同じ文面の手紙が、違ったイラク駐留米兵の名で米各地の新聞に届けられ、掲載されていたことが十四日までに分かった。
国防総省は関与を否定するが、イラクの混迷に批判が強まる折、ブッシュ政権が世論対策のため“大本営発表”に出たとの疑いも出ている。
USAトゥデー紙などを発行するガネット社によると、手紙はワシントン州やウェストバージニア州などで、少なくとも十一紙に掲載された。差出人は、イラク北部キルクークに駐留する部隊の兵士たち。
手紙は五段落からなり「米軍の努力の跡は、街に明白だ。通りにゴミはほとんどなく、市場や店には人があふれ、学校は再開した」「私は自分たちの任務を誇りに思う」などと、イラク復興の成果を強調する内容になっている。
同社の取材に、兵士たちは「手紙を上官から見せられ、内容に同意すればサインするよう求められた」などと証言。中にはサインさえしておらず、新聞を見た父親から連絡を受けて、初めて知った兵士もいた。
同社や米CNNテレビによると、国防総省も、イラクを管轄とする中央軍司令部も手紙への関与を否定。“筆者”は分かっていない。米メディアは最近、イラク情勢の混迷で支持率が低下したブッシュ政権が、地方メディアを積極的に活用して、イラク戦争や米軍駐留の「成果」を宣伝する方針を固めたと報じていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031015/eve_____kok_____006.shtml
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●インターネットで兵士の苦境、続くテロの確認ができる現在、見え透いた宣伝として逆効果を招くのではないか。