現在地 HOME > 掲示板 > 戦争41 > 184.html ★阿修羅♪ |
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★ 星川 淳@屋久島発 インナーネットソース #59 [03.10.13] ★
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>>> もくじ
(1) ワールド・シティズン《世界市民》
(2) TUP新着「ピースウォッチ」ほか
(3) おすすめ新刊+サイトなど
(4) 学びと交流カレンダー
★解散前の国会論戦では小泉首相の不誠実ぶりが際立ちました。
中身の怪しい構造改革や郵政民営化もともかく、やはり気になる
のはイラク侵攻をめぐる無責任さです。兵士と民間人と合わせれば
ゆうに万余の、避けられたかもしれない現在進行形の死に対し、首
相をはじめ政府・与党はあまりに他人事すぎる。一事が万事、いの
ちと暮らしの重みを知らない二世政治家の跋扈(ばっこ)こそ“平
和ボケ”ではないでしょうか。
「国権の最高機関」(憲法第41条)である言論の府で、まともな
議論が行なわれなければ、民主社会とはいえません。アメリカのマ
スコミがとっくに「日本のイラク復興負担は50億ドル」と報じて
いるのに、国会では知らぬ存ぜぬの一点張り。あいも変わらぬ属国
の風景です。
★戦争は、人類が20世紀までに果てしない血と涙によって究極の
禁じ手と学んだものだから(国連憲章第1章、第5〜9章)、どこ
までもこだわりたい。自分が支持しなければ止められたかもしれな
い戦争の責任を、下手な冗談と薄ら笑いでごまかす姿は、「重要公
約が実現できなくてもたいしたことじゃない」という開き直り以上
に深刻な国務担当能力の欠如を表わしています。
首相はいまだに侵攻支持の根拠を立証できていません。「フセイ
ンが武装解除に応じていなかった」だの「過去にさかのぼった国連
決議がある」だのというのは、90年代以来の国連査察と常識的な
国際法解釈に照らして、まったく説得力がありません。イラクはい
やいやながらも査察に応じ、大量破壊兵器の廃棄と開発封じ込めは
目に見えた成果を上げていました。すでに周辺諸国が危険視してい
なかったばかりか、2001年2月には、パウエル国務長官でさえ
「イラクは脅威ではない」と明言していたのです。
http://www.thememoryhole.org/war/powell-no-wmd.htm
武力行使の根拠に湾岸戦争の停戦決議など持ち出すのは、それ以
後の国連決議を無視した詭弁であって、国際法学者の大半が認めま
せん。法というものは、そんなふうに恣意的に運用されてはならな
いのです。2月に来日した元国連主任査察官スコット・リッターが
力説するとおり、一貫してイラク査察を濫用しようとし、その実効
性・正当性を損なってきたのは米英政府でした。
チェックポイントと外出禁止令と強制捜査で、ほとんどパレスチ
ナ化を呈するイラクの実態が、彼の警告(『イラク戦争』合同出版
など参照)を裏づける展開となったいま、リッター氏は新たに批判
のトーンを強めています。最近の英BBC番組でも、米主導のイラ
ク探査グループ(ISG)による中間報告を徹底批判し、国連査察
再開を訴えていました。
http://news.bbc.co.uk/olmedia/cta/progs/03/hardtalk/ritter06oct.ram
[月刊『世界』次号に彼の書き下ろし寄稿が掲載される予定]
(2)のピースウォッチ#2に紹介したとおり、イギリスの元査察
官ロン・マンレーも、ブッシュ政権が鬼の首を取ったように騒ぐボ
ツリヌス菌について、どこにでもある試薬の可能性を示唆します。
食中毒の試薬が他国に武力侵攻する理由になったのでは、もう無法
の世界です。英米を含む国際世論が開戦理由を厳しく問い続けるの
はそのためで、小泉は世界の無法化推進の共同責任があります。
★もうひとつ国会討論で欠けていたのは、日本の復興負担額うんぬ
ん以前に、いまイラクにつぎ込むお金がどう使われるかです。ハリ
バートンやベクテルをはじめ、ハゲタカのように群がったブッシュ
政権縁故企業が各種復興契約を独占し、焼け跡から吸い取れるだけ
吸い取ろうとしています。石油収入の当てが外れたため、石油以外
のイラク資産は外資に叩き売って(日本同様これを民営化と詐称)、
しかも復興費用はイラク国民のツケにし、将来まで取り立てる計画。
こんなゴールドラッシュまがいの状況にいくら日本人の血税を注い
でも、アメリカの軍産複合体を太らせるだけでしょう。
復興=自衛隊という呪縛を解いて、日本人はいまのイラクに何が
できるのか、何をすべきなのか、真にイラクの人びとに役立つお金
の使い道を含め、一から議論し直すべきです。劣化ウランなどの除
染と、放射線障害の治療を中心とした医療援助などは、日本の経験
と技術が生かせる分野だと思います。ブッシュの嫌がる顔が怖いの
か、イラク人の喜ぶ顔を見たいのか――選択は明らかです。
★来日するブッシュ大統領には、日本国民の多くが彼を支持してい
ないことを知らせられるといいですね。反米ではない、非ブッシュ
/非ネオコンです。ある国の国民とその政府、さらには特定の政権、
それを操っている特定の勢力を、しっかり見分けなければなりませ
ん。ぼくらが忠犬ジュンイチローとイコールでないように、フセイ
ン=イラク人、金正日=北朝鮮人、ブッシュ=アメリカ人ではない
のです。
★そして衆院選では、ブッシュ後のアメリカを見据えて、世界の修
復に貢献できる政治選択をしましょう!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (1) ―――ワールド・シティズン《世界市民》
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
★非戦チームメイトの坂本龍一さんが、デヴィッド・シルヴィアン
との新しいコラボレーション作品を発表しました(J-WAVE15周年
記念テーマ曲)。同タイトル2曲の歌詞を紹介したかったので、プ
ロモーション資料のテキスト部分を許可を得て転載します(対訳で
はなくライナーノーツには含まれていません)。心に染み入る楽曲
です。
WORLD CITIZEN - I won't be disappinted
CD品番 WPCL-10043(\1,500)
▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼
――――――――――――――――――――――――――――――
> ワールド・シティズン《世界市民》――失望なんてするものか
――――――――――――――――――――――――――――――
by David Sylvian
ここで何が起こったんだ?
蝶は羽根を失った
空気が濃すぎて息苦しい
飲み水には何かが入っている
陽は昇る
陽は昇るけれど、きみは独りぼっち
目的も見失い
流れのままに101号線の迷路へまぎれこむ
空から降り注ぐニュース
何もかも
今日は明るいものばかり
そう思えないのはきみだけさ
ワールド・シティズン
ワールド・シティズン
ここは安全じゃない
空気が悪くて
黄色い鳥[*1]は総倒れ
ここは安全じゃない
ぼくらはなぜ存在できないの?
始まりや終わりなしでは
ぼくらはなぜ存在できないの?
ワールド・シティズン
ワールド・シティズン
もし立ち止まって
きみの話を少し聞いたら
きみが感じているすべての重みに
打ちのめされてしまう
孤独な心の緊急事態
感じたい
心がはちきれそうになるまで
この世でかなうものなら何でも与えてあげたいのに
破りたい
日常を覆う無関心を
覚醒しつづけられる良心がほしい
失望なんてするものか
失望なんてするものか
するものか
顔が見えた
知らない顔だった
彼女の悲しみは、ぼくの悲しみを丸ごと映す鏡
忘れられない顔
思いもかけないとき、現われる彼女
ぼくらを隔てる時間と空間は消えた
でも、ぼくは安全じゃない
皮膚がもう一枚ほしい
安全じゃないんだ
ワールド・シティズン
ワールド・シティズン
夜のあいだに旅したい
草原や海原を越えて――
消えてしまったあらゆる種の
損失を測り
その名をすべて正確に読み上げたい
ワールド・シティズン
ワールド・シティズン
失望なんてするものか
するものか
彼女は笑わない
舞台は喜劇(コメディ)から商売(コマース)へ変わったのさ
彼女はもう、歩いても地面を感じない
ぼくは目をそらす
寝苦しい夜
これじゃいけないとわかっているけれど
どうしたらいい?
失望なんてするものか
するものか
[*1]かつて鉱山で一酸化炭素などの中毒を防ぐため、鉱夫たちが
検知器がわりに鉱道へ連れて下りたカナリアのこと。
――――――――――――――――――――――――――――――
> ワールド・シティズン《世界市民》
――――――――――――――――――――――――――――――
by David Sylvian
ひとりの赤ん坊が死んでいく
取るに足らない小さな出来事
彼女はアメリカ人じゃないから
数に入らないのさ
6000人の子どもたちが
薬もなく
ただ見殺しにされた
ひと月のうちに[*2]
ニューヨーク港では
薬の積荷が差し止められていたのに――
それが世界をもっと安全にするつもりで
ぼくらの支払った代償さ
世界は苦しんでいる
世界は苦しんでいる
世界は苦しんでいる
ワールド・シティズン
インドのマディヤプラデシュ州では
ダム建設のために
先住民を
家や土地から追い出している
自分たちにも人間の尊厳があると信じて
ハンストで抵抗する住民
でも建設推進側にとっては、ひとつの命の重みなんて
取るに足らない小さなもの
進歩と民主主義の名において?
そんなのは言葉だけさ
彼の世界は苦しんでいる
彼女の世界は苦しんでいる
彼らの世界は苦しんでいる
ワールド・シティズン
ワールド・シティズン
そしてビルが崩れる
もうもうたる粉塵に包まれて
ぼくらは自問する
なんで憎まれなくちゃいけないんだ?
それは、ぼくらが無知と贅沢にひたって暮らすあいだに
ぼくらのスーパーパワーが
操り人形劇を繰り広げているからさ
ぼくらが選んだ
ファシスト国家の指導者に
武器を売りつけ
権力維持のお手伝い
やつらの行為には
知らんぷり
人権侵害も
銃の横流しも――
彼の世界は苦しんでいる
彼女の世界は苦しんでいる
彼らの世界は苦しんでいる
ワールド・シティズン
ぼくの世界が苦しんでいる
きみの世界が苦しんでいる
ぼくらの世界が苦しんでいる
ワールド・シティズン
だれか、国旗なんてやめさせてくれ
だれか、本当の誇りを思い出させてくれ
やつらのポケットから金を取り上げ
反対を叫んでくれよ
神がぼくらの側についているなんてありえない
だから思惑どおりに行くものか
やつらは戦争に勝ったつもりだけど
これで打ち止めじゃないさ
権利を奪われた人びと
彼らの声を聞かなくては
もし立ち止まって耳を傾ける人がだれもいなかったら
言葉への信頼は終わりだ
そして暴力が台頭し
すべての希望が消え去るとき
だれが人間の魂を抱きしめて
その損失を引き受けるんだ
ひとつの命も奪わせない
ぼくの名において
ぼくの名において
彼の世界が苦しんでいる
彼女の世界が苦しんでいる
彼らの世界が苦しんでいる
ワールド・シティズン
ぼくの世界が苦しんでいる
きみの世界が苦しんでいる
ぼくらの世界が苦しんでいる
ワールド・シティズン
[*2]1990年代から国連による経済制裁下のイラクで起きた状
況。
(翻訳:星川 淳/Thanks to Yuka Fujii)
▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (2) ―――ピースウォッチ@TUP
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
★久しぶりにTUP(Translators United for Peace)の活動の一端を紹介し
ます。なかなか状況の進展に翻訳が追いつかない窮余の策として、TUP結成
直前に出していたぼくのニュース&論考ダイジェスト「ピースウォッチ」を再
開しました。旅から帰ったパンタ笛吹さん@コロラドの「帝国現地レポート」
も、多作でおなじみ井上さん@奥会津も快調。まだの方はぜひ購読を!
http://www.egroups.co.jp/group/TUP-Bulletin
▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼
TUP速報189号 http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/196
社会・生活基盤の建設のために使われるべきブルドーザーが、イスラエル陸軍
の手にかかれば、パレスチナ人の生活の破壊のために使われているのは、ご存
知だと思います。同軍特注の巨大ブルドーザーを製造・納入している米キャタ
ピラー社宛てに納入中止を求めるメールを集中するキャンペーンを紹介します。
TUP / 井上 利男 @奥会津から
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プログレッシブ・ポータル 平和を求めるユダヤ人の声 共同キャンペーン
---------------------------------------------------------
キャタピラー社にあなたの声を!
『パレスチナの住宅・果樹園を破壊するブルドーザーをイスラエル軍に引き渡
さないでください』
プログレッシブ・ポータル 2003年9月9日
----------------------------------------------------------
友人のみなさん
日曜の夕刻、ユダヤ教の贖罪と許しの日――ヨーム・キップールの儀式から徒
歩で帰宅の道すがら、天上の火星――ローマの軍神マース――が私の目を惹き
つけました。前夜にテレビで観た丁寧な解説の科学番組を思い出しました。地
球の軌道は太陽から奇跡的に適正な距離にあって、今見るような地球生態系を
維持できるのです。私たちが視力を持っているのも、眼と脳との驚くべき仕組
みが備わっているからです。
中東から伝えられた恐ろしいニュースについても考えました。ヨーム・キッ
プールのイブの夜、兄弟たちをイスラエルとの戦闘で亡くしたパレスチナの女
性弁護士が、イスラエル人とパレスチナ人共同所有の混み合った食堂で自爆し、
彼女自身、イスラエル人14名、パレスチナ人5名が死亡しました。報復とし
て、イスラエルはシリア深く侵犯し、(地元の人たちによれば、放棄されて久
しい)いわゆるテロ訓練キャンプを爆撃しました。
地球上の生命の信じがたい「はかなさ」、人間の奇跡的な複雑さと美しさを思え
ば、たがいを傷つけ、殺し合うのは純然たる冒涜であるはずです。
近頃、軍神マースは実に忙しい。同時に、私たち、公正と平和を希求する者た
ちも忙しいのです。あなたにこのEメールを差し上げたのは、ちょっとした行
動をお願いするためです。米キャタピラー社宛てにメールを送信してください。
キャタピラー社に、イスラエル軍がパレスチナ人の住宅と果樹園を破壊するた
めに使うブルドーザーの販売を中止するように要請してください。
私たち(プログレッシブ・ポータル)は、国際法と人間の尊厳を勝手気ままに踏
みにじるキャタピラー社の商行為を断念していただくためのキャンペーンを、
『平和を求めるユダヤの声』・人権グループ連合との共同で進めています。
今すぐ、あなたの声を送信してください。
お名前、ご住所、アドレスなどの入力のみでキャタピラー社役員全員宛てに送
信される英語文案付きメール・フォームを用意しました――
http://www.progressiveportal.org/cat/
『家屋破壊に反対するイスラエル人委員会』によれば、イスラエル陸軍は、1
967年以来、9000棟に迫るパレスチナ人住宅を破壊し、5万人の住み処
を奪いました。パレスチナ農務省によれば、根こそぎにされたオリーブ樹は2
0万本以上にもなります。(そう言えば、マースは農耕神でもありました)
今年3月16日には、パレスチナ領ガザ地区で、家屋破壊を非暴力手段で阻止
しようとしていたアメリカ人平和活動家レイチェル・コリーが、イスラエル軍
のブルドーザーに轢き殺されました。
イスラエル軍の行為は、イスラエル国内、およびアムネスティ・インターナシ
ョナルなど、世界の人権団体から糾弾されています。イスラエル領に属さない
広大な地域を併合することになる『アパルトヘイト・ウォール(人種差別・隔離
フェンス)』の建設については、ブッシュ政権でさえも、行き過ぎであるとイ
スラエルを批判しています。ちなみに、このフェンス築造現場でもキャタピ
ラー社製建設機械が使用されています。
今こそ、私たちが声を上げる時です。
私たちが生きているうちに、努力が平和に結実するのでしょうか? 最近の状
況では、すべて悪い方に進んでいるように見えます。だが、南アフリカで、ネ
ルソン・マンデラが初代大統領に就任し、真実和解委員会が、報復ではなく、
罪の赦免と寛容を告げるにおよんで、自由が現実になるまでは、誰が信じるこ
とができたでしょうか? そんなことは、ありえない夢でした。だが、ある日、
現実になりました。変化は訪れる、それも時には急速に訪れると、南アフリカ
が教えてくれました。ただし、そのためには、私たちは希望を抱き続け、ゴー
ルに向かって粘り強く努力しなければなりません。
今すぐ、そのための一歩を記してください。キャタピラー社に破壊活動から手
を引くように告げてください。同社の行動倫理規定に従うように告げてくださ
い――
http://www.progressiveportal.org/cat/
あなたの参加を心からお願いします。
平和!
スティーブ・フリードキン
プログレッシブ=ポータル 発行人
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翻訳 井上 利男 / TUP
TUP速報183号 http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/189
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星川 淳のピースウォッチ #1(03.10.07)
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代表的な独立系サイトの一つ CommonDreams.org の最新記事タイトル "So
Many Scandals. So Little Time" (スキャンダル多すぎ、時間なさすぎ)
http://www.commondreams.org/views03/1003-10.htm
のとおり、イラク情勢やブッシュ政権の窮地など、事態の展開に翻訳が追いつか
ないので、ダイジェスト紹介を試みてみます。
(星川 淳/TUPメンバー)
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★『金で買えるアメリカ民主主義』の著者グレッグ・パラストが、カリフォルニ
ア州知事リコール選挙を取り上げて、シュワルツネッガー擁立の背後には同州電
力危機で税金泥棒を働いた不正企業エンロンがついており、いっぽうデービス+
ブスタマンテ現知事・副知事コンビは、エンロンその他の電力会社がかっさらっ
た90億ドルを返却させる訴訟中と暴露。デービス知事リコールの主な名目は8
0億ドルの州財政赤字ですから、裏はかなりクサそう! シュワちゃん知事が誕
生すれば、エンロン訴訟は立ち消えになる運びでしょう。
Arnold Unplugged
- It's hasta la vista to $9 billion if the Governator is selected
By Greg Palast
October 3, 2003
http://www.gregpalast.com/detail.cfm?artid=282&row=1
★一難去ってまた一難――イラクによるニジェール・ウラン密輸疑惑のウソをすっ
ぱ抜いたジョセフ・ウィルソン元大使への報復として、ブッシュ政権高官がウィ
ルソンの妻をCIA工作員とリークした問題は、政権中枢を揺るがしはじめまし
た。アシュクロフト司法長官が、リーク源と取り沙汰される政権最大の黒幕であ
りブッシュの選挙参謀でもあるカール・ローブと近すぎるため、司法省の捜査で
はなく、クリントンのモニカ事件のときのように独立検察官を立てる必要ありと
の声が高まっています。ついにコンヤーズ下院議員から、独立検察官任命は法律
に定められた義務との指摘。
Outing a CIA Operative? Rules Call for Special Counsel
By Congressman John Conyers Jr
October 3, 2003
http://www.truthout.org/docs_03/100603D.shtml
この問題は、ウィルソンの妻ヴァレリー・プレームが一般人としての入念な偽
装のもとで国際的な大量破壊兵器拡散防止の秘密工作にたずさわる危険かつ重要
な立場にあったこと、彼女の属する工作員ネットワーク全体が瓦解し、各自が生
死のリスクにさらされること、秘密工作員の身元暴露は重罪になることがあいまっ
て、「現政権は自己保身のためなら法律も安全保障も踏みにじるのか!」という、
これまでになく強い反感を生んでいます。英語圏のネットは関連記事の洪水!
★第二次大戦中、米軍は4年近くかけて1万人を超える日本語能力保有者を養成
し、太平洋での戦闘はもちろん、日本の敗戦と占領に備えました。その人びとが、
戦後日米関係の架け橋ともなったのです。それに比べると、ブッシュ政権はイラ
ク侵攻に向けて何の用意もしなかったに等しく、イラク占領米軍にアラビア語を
話せる兵士もイラク系アメリカ人も数えるほどしかいません。対日戦線と日本占
領に日本語通訳兵としてかかわった経験から、対イラク開戦に備えたアラビア語
特訓の必要をペンタゴンに訴えて聞き入れられなかった政治学者が、イラク情勢
泥沼化の一因であるコミュニケーション不全の問題を鋭く突きます。ネオコンの
掲げる「中東民主化」が空念仏であることは、こんなところからも明らかです。
Lost in Translation
During WWII, the U.S. taught Japanese to thousands. Why wasn't a similar
program put in place for Iraq?
By Frank Gibney
September 28, 2003
http://www.latimes.com/news/printedition/suncommentary/la-op-gibney28sep28,1,1232940.story?coll=la-headlines-suncomment
★ハリバートンやベクテルをはじめ、ブッシュ政権縁故企業への独占発注が問題
視されるイラク復興で、予算不足に悩む占領当局は、イラク経済の投げ売り的民
営化を急ごうとしています。外資によるイラク企業保有奨励、関税の事実上廃止
(大英帝国支配時と同じ5%?)といった荒療治は、物価高騰、失業増加、法体
系不在によるさらなる無法化など、ソ連崩壊時のロシア経済混乱を上まわる惨事
を引き起こす可能性が懸念されます。イラク人によるイラク政府が成立する前に、
イラクをグローバル資本の草刈場にしてしまうことが許されるのでしょうか?
Say no to privatisation
Leader
September 23, 2003
http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1047638,00.html
★ワシントンに駐在するフランス企業の幹部が、ペンタゴンからイラク関連契約
をまわさないと門前払いされ、厳しい叱責を予想して本社にこわごわ電話したと
ころ、大西洋のむこうの社長は大笑い――「心配するな、1〜2年待てばアメリ
カ企業こそイラクで仕事ができなくなるさ」と答えたとか。これがアメリカ以外
の世界の視線。対イラク開戦前、ワシントンでは亡命イラク人でもネオコンの息
がかかった人間しか政府と接触を許されず、イギリスのブレア政権もその異常ぶ
りに気づかなかったそうです。最近イラク入りしたイラク人によると、イラク国
民から隔離されて米国人有力者たちがたむろする高級レストランでは、何を血迷っ
たかウェイターにインド人のターバンをさせているとのこと。何をか言わんや!
A Failure of Historic Proportions
The Iraq Wreck
By PATRICK COCKBURN
September 16, 2003
http://www.counterpunch.org/cockburn09162003.html
★6か月イラク戦線に従軍した米兵ティム・プレドモアが、復員直前、英ガーディ
アン紙に勇気ある真情吐露を行ないました。「イラクの自由作戦」が謳った“衝
撃と畏怖”は、自分の心の奥底で鳴り響いている。米英は他国に従えと求めるルー
ルをみずから破った。戦争は第一発目から欺瞞だらけ。米兵捕虜の映像を流した
アラブメディアには報復しながら、フセインの息子二人の死体映像を世界に流す
破廉恥さ。不発弾で大怪我をした子どもを母親が米軍キャンプに連れていっても、
一時間待たせたあげく追い払うのでは、何が解放か、人道支援か。自分は残虐行
為を直接目撃しなかったけれど、イラク戦争そのものが究極の残虐行為だ、と。
We are facing death in Iraq for no reason
A serving US soldier calls for the end of an occupation based on lies
Tim Predmore
September 19, 2003
http://www.guardian.co.uk/comment/story/0,3604,1045297,00.html
[日本語全訳]
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/ →「イラク・米軍兵士の異論」をクリック
(要約解説:星川 淳/TUPメンバー)
TUP速報188号 http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/194
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■■□■ ★≡ 星川 淳のピースウォッチ #2(03.10.11) ■
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………………… 気になる海外ニュース&論考をダイジェストで …………………
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> 自腹で帰宅休暇の米軍兵士
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★≡米西海岸スポケーン市の夫婦が、イラク従軍中の義理の息子について、黙っ
ていられず新聞に投稿。軍がようやく2週間の帰宅休暇を認めたと思ったら、旅
費は自己負担なんてあんまりだ、と! 命がけで出かけた兵士が家族の顔を見た
くても、イラクとアメリカの往復旅費など払えない家庭も少なくありません。ラ
ムズフェルドのめざす“安上がりの米軍”の実態でしょう。このほかにも兵士と
家族の不満材料は積もるばかりで、「部隊を帰せ!」の声が高まりつつあります。
Soldier must pay for his trip home
Spokane Spokesman
September 28, 2003
http://www.spokesmanreview.com/news/letters.asp?date=092803&id=l16340
"Bring Them Home Now" Website
http://www.bringthemhomenow.org/
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
> アメリカ先住民の退役軍人も撤兵要求
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★≡アメリカ先住民ナバホ族の言葉は難解なため、第2次大戦で暗号に使われ、
ナバホ兵士は「コードトーカー」(暗号会話者)として活躍しました。現在生存
する350人のコードトーカーのうち、海兵隊退役軍人からなる「ナバホ・コー
ドトーカー協会」会長サム・ビリソンが、イラクからの米軍撤退を求める声明を
出しました。開戦理由は理解できたが、大量破壊兵器が見つからず、毎日のよう
に米兵が殺される状態では戦争の大義に疑問があるし、日本がはっきりアメリカ
に宣戦布告した太平洋戦争と今回とはちがう、と。
Code Talker president wants troops out of Iraq
October 6, 2003
http://www.azdailysun.com/non_sec/nav_includes/story.cfm?storyID=74404
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
> ボツリヌス試薬は戦争の理由になるか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★≡90年代、国連査察団(UNSCOM)の化学兵器チームの一員としてイラ
クを査察したロン・マンレーが、アメリカのイラク探査グループ(ISG)によ
る中間報告を検証。マスコミで発見が伝えられる「ボツリヌス菌」は、自然界に
も存在するうえ、食中毒検査用程度の微量試薬で、戦争をしかける大義になると
は思えません。これまでUNSCOMとUNMOVICの査察報告や、ハンス・
ブリクス、スコット・リッターをはじめ査察関係者が主張したとおり、91年以
前の化学生物兵器はほぼ廃棄されたか、無害化していたとの見方が裏づけられま
した。あとは、「サダムが引き続き大量破壊兵器開発の野望を捨てていなかった」
というだけ。
マンレーの解説は科学者らしい客観性を保っていますが、最後に「軍備管理と
大量破壊兵器拡散防止の観点からは、開戦前のイラクのWMD実態が米英の機密
情報とマッチしていたかどうかより、湾岸戦争以来の国連査察と封じ込めが、サ
ダムのWMD開発をストップさせていた事実のほうが重い。なぜなら、その有効
性が実証されれば、大量破壊兵器の開発や保有を理由に武力行使する必要が減る
からだ」と述べています。
THE IRAQ WEAPONS REPORT: A REVIEW
The chemical weapons expert RON MANLEY examines the Iraq Survey Group's
report on the fate of Saddam's WMD
October 9, 2003
http://www.opendemocracy.net/debates/article-2-95-1529.jsp
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
> 当てが外れたイラクの石油
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★≡最近、ペンタゴンが2003年秋の時点でイラクの石油をめぐる状況を調べ
た秘密報告書の厳しい内容が明らかになり、戦費や復興経費が戦後の石油収入で
すぐまかなえるというブッシュ政権(ペンタゴンのトップ、ラムズフェルド国防
長官やウォルフォウィッツ副長官を含む)の主張は虚言だったことがわかりまし
た。湾岸戦争とその後の経済制裁による石油インフラの疲弊、フセイン政権崩壊
と米英占領後の破壊工作、電力事情の改善遅延からくる掘削・輸送の不調などが
あいまって、原油売却年間収入200〜300億ドルという開戦前のバラ色の予
想をはるかに下回るばかりか、いまのところ日産200万バレル強の戦前レベル
さえ回復できないのです。
現在、バグダッドのブレマー行政長官によれば、石油収入が復興・占領経費を
上回るのは早くても2005年との読みで、予想外の障害や破壊工作が続けばさ
らに遅れる可能性も。ようするに、ネオコンが夢見たほど儲かる戦争ではなかっ
たのです。当面は、ブッシュが来年度のイラク復興予算として米議会に求めてい
る200億ドルをつぎ込まないと石油も出ません。
Report Offered Bleak Outlook About Iraq Oil
By JEFF GERTH
October 5, 2003
http://www.nytimes.com/2003/10/05/international/middleeast/05OIL.html?ex=1066471271&ei=1&en=0ddff89ea58a5584
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
> 開かない宝箱
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★≡腕利き中東ジャーナリスト、ロバート・フィスクが、そのイラク石油事情を
現場から暴露します。パイプラインの破壊工作は報道される以外にも頻発し、キ
ルクークなど北部からのルートは険しい地形や部族地域のため完全に守ることは
不可能で、アメリカが売却できるのは南部油田からの原油のみ。8月の平均産油
量は一日100万バレルを切って、アナリストによると「壊滅的」。米軍が侵攻
直後、油田の確保にばかり気を取られ、パイプラインと石油省の重要データを守
らなかったツケがまわってきています。
ベイルートのアメリカン大学専門家は、原油生産を日量350万バレルに上げ
るには、アメリカはいま騒がれている870億ドルどころか、2000億ドルの
復興予算を必要とするかもしれないと分析。イラクには世界の埋蔵原油の12%
から最大25%が眠っているといわれ、アメリカは2025年に国内石油需要の
70%を輸入に頼る事態に備えて宝箱を押さえたものの、箱の蓋を開ける出費は
米国内経済を破綻させかねないので、立ち往生の状態です。
U.S. can't hide concern for Iraq's oil
By ROBERT FISK
Seattle Post-Intelligencer
October 2, 2003
http://seattlepi.nwsource.com/opinion/142115_fiskoil02.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
> 国際刑事裁判所を敵視するアメリカ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★≡クリントン時代に国際刑事裁判所(ICC)の開設を支持したにもかかわら
ず、ブッシュ政権になって署名を取り消したアメリカは、ICCの正式設立にと
もなって米軍人保護法を制定し、ICC条約に加盟する国からは軍事援助を引き
揚げるし、戦争犯罪容疑で捕まった米兵の身柄奪還には武力行使も辞さないと宣
言。ICC条約加盟国と、米兵を例外扱いにする個別の2国間協定を結ぶ交渉を
進めてきましたが、さる10月1日、この2国間協定を拒否した32の友好国に
対し、2004年度は合計3000万ドルの軍事援助を打ち切ると発表しました。
NATO加盟国や日本、韓国、イスラエルなどの同盟国は例外扱いされるもの
の、アフリカのマリ、ナミビア、南ア、タンザニア、ケニア、そしてエストニア、
ラトビア、リトアニア、スロベニア、スロバキア、セルビア、ブルガリアを含む
中欧・東欧諸国の多くが2国間協定を拒否したと伝えられます。ICC条約には
メキシコ、コスタリカ、コロンビアをはじめ、ボリビアを除く中南米の大半も加
盟しているいっぽう、アメリカの軍事援助に頼らざるをえない国もあって、パナ
マ、ホンジュラス、ニカラグアがICC条約と対米2国間協定の苦しい両立を選
択。このほか、モーリシャス、ドミニカ共和国、ナウル、マーシャル諸島など島
嶼国や、中央アジアのアフガニスタン、タジキスタン、東欧のアルバニア、ボス
ニア=ヘルツェゴビナ、ルーマニア、ナイジェリアを含むアフリカの一部が2国
間協定に応じました。
しかし、ブルガリアやスロバキアなどイラク合同軍に派兵している国でも、2
国間協定を拒否して軍事援助を削られる例があります。また、ドラッグ撲滅でア
メリカに協力するエクアドルやペルーも、アフリカの平和維持活動に貢献する南
アも、同じ理由で多額の援助を失います。国際刑事裁判所は、テロや戦争犯罪の
防止にもっとも有効な枠組みと期待されるのに……
And justice for all?
By Jim Lobe
http://www.atimes.com/atimes/Front_Page/EJ08Aa02.html
[注:日本もクリントン時代はICC開設を後押ししていましたが、ブッシュ
政権が背中を向けると右へ習えで、まだICC条約を批准すらしていません。]
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
> 発熱する世界
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★≡地球温暖化の実態を調べるため、5つの大陸を3年がかりでまわったイギリ
スのライター、マーク・ライナスが、世界各地で進行する窮状を報告します。きっ
かけは、少年期に家族ですごしたペルーの氷河地帯のスライドを見て、それがい
まどうなっているか地質学者の父親と意見が割れたこと。
南太平洋のツバルでは、サンゴ礁起源で浸透性の高い陸地に海水が沁み出して、
生活が難しくなり、ニュージーランドへの移民がはじまりました。21世紀中に
国土消滅が危ぶまれています。同じ悩みを抱えるキリバスやモルディブと声を合
わせ、先進国に二酸化炭素の排出削減を求めていますが、京都議定書の批准を拒
否するブッシュ政権に代表されるように、対策は進みません。
いっぽう、母国イギリスは記録破りの猛暑。この旅で訪れたどこよりも暑かっ
たそうです。一年で20メートルずつ南へ移動している計算になり、オクスフォー
ドの雪景色は過去のものとなりました。
アラスカのフェアバンクスでは、80年前に比べて春の川の解氷が1週間以上
早まり、かつて零下40〜50度Cまで下がった冬の気温は、ようやくマイナス
20度C程度。過去30年で6度Cも上昇しています。この傾向は、カナダやシ
ベリアの北極圏でも同じ。永久凍土が解け出すために、道路はうねり、家は傾い
て、アラスカ州だけで年間3500万ドルの対策費用がかかっています。
オーストラリアのグレートバリアリーフでは、サンゴ礁の大量白化(はっか)
を目撃。サンゴ虫と共生する褐虫藻が海水の温度上昇で逃げ出すと、石灰質の骨
格だけが白い残骸をさらす現象で、98年には全世界のサンゴ礁の6分の1が死
滅したといわれます。世界の森の6分の1が、ひと夏で消滅したら大ニュースで
しょう。グレートバリアリーフでは700年も生き続けたサンゴが死に、数十年
のうちに白化は恒常化すると予想されます。[注:サンゴ白化は日本でも発生]
中国――揚子江に続く世界第2の大河、黄河下流域では、過去10年のうち9
年が旱魃。1年の半分以上、黄河の流れが絶える「亡流」が日常化しました。砂
漠が迫り、農地を埋め、大量の表土が黄砂となって吹き飛ばされていきます。
そしてペルーのワラス山地では、子ども時代に見た巨大な氷河が完全に消え失
せていました。リマ市の水源が、30年で8億立方メートル以上失われたことに
なります。アメリカでもインド亜大陸でも、高地の氷河が消失すると、海岸人口
は維持できません。証拠写真を見た筆者の父親は、「信じられない」と絶句。
◎マーク・ライナス著 High Tide: News from a Warming World(上げ潮:発熱
する世界からの報告)は、2004年春刊行予定。http://marklynas.org/
At the end of our weather
By Mark Lynas
October 5, 2003
The Observer, Review
http://observer.guardian.co.uk/review/story/0,6903,1055893,00.html
(要約解説:星川 淳/TUPメンバー)
▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (3) ―――おすすめ新刊+サイトなど
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
★クロスジャンルの盛り合わせです。
▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼
> 非戦チームメイト枝廣淳子さんご本人による紹介文
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●『つよい子を育てる こころのワクチン
――キレない、メゲない、ウツにならないABC思考法』
マーティン・セリグマン他著+枝廣淳子訳(ダイヤモンド社/1600円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478710562/qid%3D1065943316/250-5967112-2945036
家族・社会問題、環境の悪化など、子どもたちはかつてないほど、大きなストレ
スにさらされています。親として、そのようなストレスから、わが子を守りたい
と強く願いますが、「箱入り」で育てることは、答えではありません。親として
できる最大にして最善のことは、子どもが一生のうちで何度も経験するであろう
困難に、めげたり落ち込んだり、キレたりすることなく、のりこえられる力を身
につけさせてあげることです。
同じように挫折や失敗を経験しても、うつになる子もいれば、ならない子もいま
す。何が違うのでしょう? うつにならないための心の強さとは何でしょう?
それをどうやって身につけさせてやればいいのでしょうか?
本書は、認知療法にもとづいて作られた「うつを予防するためのプログラム」で
ある“心のワクチン”プログラムの家庭版です。親と子どもがいっしょに物語を
読んだり、マンガの吹き出しに言葉を入れたり、対話をしながら、楽しく進めて
いくうちに、子どもだけではなく、親にも自然と“ワクチン”が接種されるよう
になっています。
> 来年はこれで決まり!?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●2004 ピースカレンダー
(OPEN-JAPAN より転載)
ブッシュの戦争を止めるために、カリフォルニア州マリン郡の女性たちが、これ
でも戦争を止めないのか、と裸になってPEACEの人文字を創り、平和的解決
を求めるアピールしました。このアクションを呼びかけたのは、マリン郡のアー
ティストのダナ・シーハンさん。アメリカにいるとき、彼女をインタビューした
ことがあります。9.11以降、反戦の記事がほとんど米主要紙に載らない中、
この全裸の平和デモの写真はNYタイムズを始め、全米のほとんどの新聞が掲載。
そして、通信社を経由して、全世界へも配信されました。その後、たちまち、同
様のアクションをとる人たちが世界中で続出・・・・。女たちも男たちも、みん
な脱ぎました!
それが2004年のカレンダー兼写真集になって、ついに発売されました。
ぜひご覧になってください(Baring Witnessのトップページにいきますのでスク
ロールダウンすると、全部の写真が見れますし、ここから注文して買うこともで
きます)。<http://www.baringwitness.org>
日本ではさすがに全裸になる人はいませんでしたが、広島の6千人の人文字
NO WAR NO DUが、このカレンダーの9月号に採用されています。
この実現に関わったすべてのかたに・・・・・どうもありがとうございます。
> 非戦チームメイト青山貞一さんによる中身の濃い話!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●長野県政策研究会記録「市民参加による循環型社会建設」
この6月19日、20日に長野県松本市、長野県庁で行いました
「長野県政策研修会」の講演のホームページ版の内容が拡充されま
した。拡充版では、速報版の誤字脱字が訂正され、主要データにつ
いてグラフ、画像がつけられました。これらは当日使った200枚
に及ぶパワーポイントのごく一部ですが、ご覧下さい。
http://www.pref.nagano.jp/kikaku/tikyu/souzou/r-kensyu_up.htm
なお、概要は以下の通りです。途中2回休憩をとって3時間弱の
講演です。ホームページは概要ですが、それでも相当長いものとな
っています。
1.主催者: 長野県
2.開催月日:2003年6月19日 13:00〜16:00
3.開催場所:松本市「ウェルサンピア松本」
4.講師:青山貞一
武蔵工業大学環境情報学部教授・環境総合研究所長
5.政策研修会演題
カナダにおける市民参加による循環型社会建設
〜カナダ・ノバスコシアの事例から〜
第一部 日本の課題編(環境)
第ニ部 日本の課題編(財政)
第三部 政策提言
> 楽しみな連載開始! 田中優さんも連載中で、EcoWire は非戦チームめじろ押し。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●新連載・飯田哲也の「エネルギー・デモクラシー」
──エネルギー政策の今後を考える
http://www.hotwired.co.jp/ecowire/tetsunari/030924/
第1回 社会の質を考える
エネルギー政策や環境政策において北欧は、欧州の進める未来志
向の改革の牽引車であり、実験室である。社会の構造的な変化を先
導するかのように、70〜80年代の脱原発政治に始まって、90年代に
は、環境税の導入、電力市場の構造改革、小規模分散システムと地
域熱供給の普及、そして自然エネルギーへの転換の本格化といった、
エネルギーシステムの転換が積極的に進められてきた。今後、北欧
や欧州に見るエネルギー政策のダイナミックな変化を、日本社会と
対比しながら描いていく予定なのだが、その本論に入る前に、背景
にある「社会の質」の圧倒的な差を感じたままに述べておきたい。
> イラク女性が語るバグダッド近況
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●イラク占領監視センターインタビュー(日本語)
http://www.unityflag.co.jp/doc/808/0808_02f.html
> 堀之内さん@鹿児島からの掘り出し物。新世代のgood センス!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●<イラク反戦>世代の
考え、そして行動するためのメールマガジン
Theorie und Praxis(理論と実践)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/8290/TuP.htm
▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>>> (4) ―――学びと交流カレンダー
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
▼▼▼▼▼▼▼ 引用はじめ ▼▼▼▼▼▼▼
┌───┐
> 10.16
└───┘
アジア記者クラブ10月定例会「先進国議会による民主化支援活動」
■10月定例会のお知らせ■
あまり知られていない事実ですが、欧米などの先進国では、立法府である議会
がその予算を使ってNGO活動をバックアップし、独裁国家などへの民主化支援
を活発に行っています。一方、わが国にはこうした仕組みどころか発想さえあり
ません。アジア記者クラブの初代代表委員である菅原さんはそうした状況に着目
し、欧米の関係者と連携をとりながら、今年、日本に民主化支援のためのADP
委員会(東京)の設立に参加、現在、事務局長を務めています。このほど、米国
での3ヵ月間の特別研究を終え、帰国した菅原さんに、各国議会の活動状況につ
いて報告していただきます。
●テーマ 先進国議会による民主化支援活動〜日本でも求められる議会の働き〜
●ゲスト 菅原秀さん(特定非営利法人ADP委員会事務局長/ジャーナリスト)
●と き 10月16日(木)午後6時45分〜9時
●場 所 新宿リサイクル活動センター4階(へやU)
電話03-5330-5374(新宿区高田馬場4-10-17)
*JR・地下鉄「高田馬場駅」徒歩2分
●地図 http://www.shinjuku-rc.org/index_1.htm
●参加費/会員1000円、ビジター1500円
(ただし学生は会員500円、ビジター1000円)
※お問い合わせ/アジア記者クラブ事務局(APC事務局 apc@cup.com)
電話03−3204−2301(FAX兼用)
※予約は不要です。直接会場にお越しください。
※終了後、名刺交換会を兼ねた懇親会を行います。
┌───┐
> 10.18
└───┘
┌────────────── ──────────────┐
訪朝報告会
北朝鮮の子どもたちに、偏見ではなく粉ミルクを!
└────────────── ──────────────┘
日本の隣国、朝鮮民主主義人民共和国では、1995年に始まる大規模水害などに
より、ひどい食糧難に見舞われています。特に子どもの栄養状態が悪く、慢性栄
養不良の子どもは全ての子どものうち42%、急性栄養不良は9%に上ります。世
界食糧基金(WFP)など国際社会が幅広い人道支援を続けていますが、今後もより
支援が必要な状態です。
私たち北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)は、2000年より
約 4トンの粉ミルクをピョンヤン市育児院などの親のいない子どもたちに提供し
続けています。この支援により、栄養不良で目が見えない、歩行困難などの症状
があった子どもが回復しています。
北朝鮮憎しのエゴイスティックな世論が日本社会を排外主義に追い込むなか、
北朝鮮の人々の日常生活や実態は全く日本では報道されず、食糧難に目を向けら
れることもありません。この報告会では、8月に支援のため訪朝したメンバーが
等身大の視点で現地の様子を伝えます。あなたの目と耳で北朝鮮の本当の姿を確
かめて下さい。個人で医療支援を続ける高康浩・李美於両医師にも報告して頂き
ます。
10月18日(土)18:20開場 18:40開始
東京ボランティア・市民活動センター 会議室A
JR・地下鉄飯田橋駅すぐ セントラルプラザ10階
新宿区神楽河岸1-1 03-3235-1171
参加費:500円 予約不要・先着40名
■ プログラム
└────────────────………‥‥
1)「北朝鮮の医療を支援する」高康浩氏・李美於氏(医師)
2) ビデオ「北朝鮮の子どもたちー栄養不良からの回復」
3) 8月訪朝報告「北朝鮮最新人道情勢」
米津篤八氏・竹本昇氏(ハンクネット)
■ 主催
└────────────────………‥‥
北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン
090-8860-9961(竹本) 042-379-7790(上野)
contact@hanknet-japan.org http://www.hanknet-japan.org
┌───┐
> 10.23
└───┘(前号と重複かな?)
**************************************************
「さらば外務省〜イラク攻撃に反対した『大使』の声」
**************************************************
■日刊ベリタ・アジア記者クラブ共催特別講演会■
イラク戦争に反対意思を表明した現職大使が、このほど外務省によって事実上の「解
任」処分となった。その人の名は、前レバノン大使の天木直人さん(56)。35年
間外務省に勤務してきたキャリア官僚だ。天木さんはすべての在外公館に「イラク攻
撃反対」の公電を打ち、本省ににらまれた末の解任劇だったという。
天木さんはこの間の経緯を記した告発手記をこのほど大手出版社から上梓し、10月
8日に外国特派員協会で告発の講演を行う予定。そこでは、イラク戦争にまつわる日
本の外交上の問題だけでなく、これまでたびたび問題になってきた外務省の機密費問
題など35年間の経験を洗いざらい明らかにするという。大使経験者のこうした告発
はこれまでほとんど前例がない。当日は日本の外交政策を含め、忌憚のない発言をい
ただきます。
●テーマ 「さらば外務省〜イラク攻撃に反対した『大使』の声」
●ゲスト 天木直人さん(前レバノン大使)
●と き 10月23日(木)午後6時45分〜9時
●場 所 新宿リサイクル活動センター4階
電話03-5330-5374(新宿区高田馬場4-10-17)
*JR・地下鉄「高田馬場駅」徒歩2分
●参加費/1500円(アジア記者クラブ会員は1000円)
※お問い合わせ/日刊ベリタ・事務局(電話03−5802−2430)
※参加者の予約は必要ありません。直接会場にお越しください。
※終了後、名刺交換会を兼ねた懇親会を行います。
参考記事 http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200309301716252
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「日刊ベリタ」編集委員 森広泰平
株式会社ベリタ
〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-25
日教販ビル6階 ぷれすアルファ内
電 話 090-2175-7184 FAX 03-5802-2420
e-mail:QYF15211@nifty.ne.jp
http://www.nikkanberita.com/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┌───┐
> 10.25
└───┘
■講演 パレスチナ・イスラエル
≪和平を隔てる「壁」≫
広河隆一(フォトジャーナリスト)
ロードマップを掲げ『和平』を謳った空気はどこかへ消え去りましたが、
いったい何が、パレスチナ・イスラエルの『和平』を隔てているのでしょうか?
また、イスラエルが建設する『壁』については、なかなか実態が知られて
きませんでしたが、パレスチナ西岸地区で、なぜ壁が、どのように建設され
ているのでしょうか?
今年2度にわたり現地に入り、綿密に取材を行った広河隆一氏による報告で
す。
*ジャーナリストとしての本業が多忙なため、広河氏の日程を固定した講演
会の企画は大変むずかしいのが現状です。
けれども、『1コマ』運動にたくさんの方が参加してくださっていて、そ
れにお応えしたいということと、現地の状況が、一般的にはなかなか見えに
くくなっていながら、実際には重要な事態が次々に起こっていることを踏ま
え、多くの方に知らせるためにも今回の緊急企画の運びとなりました。
是非お誘い併せの上、いらしてください。
【日時】 10月25日(土)18時30分(18時10分開場)
【場所】 中央大学駿河台記念館 281 号室
〒 101-8324
東京都千代田区神田駿河台 3-11-5
電話 03-3292-3111
中央大学駿河台記念館 地図
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/kinenkan_hp/map.htm
最寄駅
● JR「お茶の水駅」徒歩 3 分
●千代田線「新お茶の水駅」B1・B3 徒歩 5 分
●丸の内線「御茶の水駅」徒歩 6 分
●都営新宿線「小川町駅」B5 徒歩 5 分
【参加費】 1,000円
先着順・定員360名
事前の申し込みはいりません。直接会場にお越しください。
【主催】 1コマ・サポーター事務局
【連絡先】 1コマ・サポーター事務局
TEL&FAX:045-894-0763
047-352-5538
E-mail: YIU27625@nifty.com
midi@par.odn.ne.jp
【協賛】 パレスチナ子どものキャンペーン
http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/
TEL:03-3953-1393
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■「オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク」
(オーフス・ネット) 設立記念シンポジウム
「どこまで進んだ市民参画 /オーフス条約は日本の環境・公共政策をどう変
えられるか」
21世紀は環境とNGOの世紀であるといわれています。何故なら環境問題がます
ます深刻化する中で、その解決のためには市民やNGOなど市民団体による主体
的な参画が欠かせないからです。
「オーフス条約」とはそのような理念を実現するため、
@環境に関する情報へのアクセス権、
A環境問題の意思決定における市民参画、
B環境問題に関する司法へのアクセス権
――についての国際的な最低基準を定めた国際条約です。
この条約は、1998年6月にデンマークのオーフス市で行われた国連欧州経済委員
会で採択され、2001年10月に発効しました。
そして、日本でも、オーフス条約の基準を国内で実現するためのネットワークが、
「オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク」(通称オーフス・ネット)
として誕生しました。そのオーフス・ネットの設立を記念するシンポジウムを10
月25日(土)に東京・池袋の東京芸術劇場大会議室で開催します。シンポジウム
では、環境問題の解決のために活動するNGO・NPO関係や有識者の方々を招
き、日本におけるオーフス条約の意義について考えます。ぜひお越しください!
◆《スケジュール》
・日 時:2003年10月25日(土)13:40〜16:35
・場 所:東京芸術劇場大会議室(豊島区西池袋1-8-1 )
http://www.geigeki.jp/
・参加費:一般1,000円、会員:500円
・定 員:100人
◆《プログラム》
※設立総会(関係者のみ)
13:40〜16:35 設立記念シンポジウム
1.設立報告と開会宣言 中下裕子(弁護士)
2.基調講演「市民参画を実現するには/オーフス条約
の理念と進捗状況」高村ゆかり(静岡大学助教授)
3.話題提供1「行政訴訟改革の最新動向」
越智敏裕(弁護士)
4.話題提供2「河川管理における市民参画・合意形成の
現状と課題」高橋ユリカ(ジャーナリスト/川辺川・東京の会)
5.パネルディスカッション
「どこまで進んだ市民参画/オーフス条約は日本の環境
・公共政策をどう変えられるか」
パネリスト:越智敏裕(弁護士)
高橋ユリカ(ジャーナリスト/川辺川・東京の会)
原科幸彦(東京工業大学教授)
藤原寿和(廃棄物処分場問題全国ネットワーク)
山田佳代子(玉川上水まちづくりネット・久我山)
コーディネーター:政野淳子(ジャーナリスト)
※終了後、懇親会も予定しています。
□ お申し込み・お問い合わせは、オーフス・ネット事務局まで。
E-mail: aarhus@e-npo.org
☆「オーフス条約」について知ることのできるホームページ
・オーフス・ネット
→ http://www.egroups.co.jp/group/ngo-sankaku/
・オーフス・ネット準備会発足(市民活動スクランブル)
→ http://www.viva.ne.jp/action/scramble/
・UNECE
→ http://www.unece.org/env/pp/
▲▲▲▲▲▲▲ 引用おわり ▲▲▲▲▲▲▲
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●気刊「星川 淳@屋久島発 インナーネットソース」購読申込は
<http://innernetsource.hp.infoseek.co.jp/>からどうぞ。
購読は無料です。
●バックナンバーを読みやすい一覧ページはここ。
http://www.melma.com/mag/06/m00067106/
●オンラインで購読登録したのに二重に届くという方はご一報くだ
さい。melma! のオンライン登録だと購読者がわからないようになっ
ているため、ぼくのアドレス帳からも直接お送りしてしまう場合が
あります。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
星川 淳(作家・翻訳家/屋久島環境政策研究所)
stariver@ruby.ocn.ne.jp
★気刊メールマガジン「星川 淳@屋久島発 インナーネットソース」
http://innernetsource.hp.infoseek.co.jp/
★TUP(平和を創る翻訳者連合)「速報」申込&バックナンバー
★『世界』別冊『NO WAR! 立ちあがった世界市民の記録』
http://www.iwanami.co.jp/sekai/index.html
★スコット・リッター招聘実行委員会
New!「民主主義が破綻するとき――歴史の警告」他
http://www.ribbon-project.jp/ritter.html
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