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2003.10.30
Web posted at: 20:18 JST
- AP
エルサレム(AP) イスラエルの国防当局者などによると、同国と米国は短距離ミサイルを迎撃する「レーザー砲」の共同開発に5700万ドル(約62億1300万円)を投じることでこのほど合意した。イスラエル主導の性格が強く、シリアやイラン寄りのイスラム強硬派ヒズボラが保持する、長射程のカチューシャ・ロケット弾の破壊を念頭に置いているともみられる。
イスラエル北部国境と接するレバノン内を拠点とするヒズボラは、計1万1000発の同ロケット弾を保有しているとされる。イスラエルは2000年まで、レバノン南部を占領下に置いていたが、ヒズボラと度々交戦、カチューシャの攻撃を受けていた。
共同開発プロジェクトを推進するため、イスラエル代表団が先に訪米、対テロ戦争の大義を前面に出して議会の根回しを行い、米側の資金供与を勝ち取ったという。両国の資金負担額は不明で、米議会がプロジェクトを承認したことを示す公式記録もない。しかし、米国防予算案の中に名目を代えて、盛り込まれている可能性がある。
レーザー兵器の開発に関しては、米国が1996年2月、ロケット弾や砲弾の破壊実験に成功している。しかし、米議会内の懐疑派などの反対で次段階の実験は中断していた。イスラエル、米国が今回合意したレーザー砲の開発は96年の実験結果を下敷きに推進するとみられる。
武器として導入する目標時期などは不明。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200310300027.html