現在地 HOME > 掲示板 > 戦争41 > 1058.html ★阿修羅♪ |
|
「世界の若者による対話―RING」が目指すものは一体何なのか。
私たちの核となるコンセプトです。
日時: 2003年 11月8日(土)・9日(日)
場所: 早稲田大学15号館
1日目・午後
- 基調講演:中村哲先生(ペシャワール会医師)
- パネルディスカッション(海外学生を交えた)
- 分科会についての報告・質疑応答
- 講師・海外学生との交流会
2日目・午前
- 分科会の継続(当日参加者も交え、パネルディスカッションを踏まえた論議)
2日目・午後
- 講師・海外学生との交流会
- 総括
- 講演会(総括講演)
- 展示会(一日中展示される)
今回RINGでは以下の7の分科会を用意しました。クリックするとその分科会の説明を
見ることができます。
----------------------------------------------------------------------------
----
21世紀を迎えた今、私たちは地球環境や自然資源に対する負荷の増大、民族的・宗教
的対立の頻発、社会発展の不均衡化や貧困、人命と人権の侵害などの深刻な問題に直
面しています。こうした地球規模の課題を解決するためには、世界の若者・学生たち
がそれぞれの個性・能力を生かし、問題に対して多元的にアプローチいく必要があり
ます。このような若者が国境を越えてイデオロギーやさまざまな対立を克服し、共に
歩める未来を模索する機会を実現するために、この度、私たちは「世界の若者による
対話―RING2003」を開催し、自由で自発的な意見交換の機会を持ちたいと考えま
した。
イスラエル、パレスチナ、アフガニスタン、ルワンダ、アルジェリア・・・私たちは
戦争、紛争、貧困という過酷な状況に生きる同世代の若者を日本に招き、彼等を取り
巻く厳しい現状、彼等の求めている本質に耳を傾ける作業を通じて、その解決策を探
りたいと思っています。もっとも、知識も経験が乏しい我々若者に出来ることには当
然のことながら限界があります。しかしお互いを知ろうとすること、そして身近な
ツールから既に新しい未来へと踏み出している仲間の声に耳を傾けることによって、
つまり一人一人が文字通り「草の根」の対話を重ねることによって、現状を変えてい
けるのではないかと考えます。そしてその第一歩は、私たち若者にこそ求められてい
ることだと思います。
「世界の若者による対話―RING2003」では、同じ地球に生き、共に喜びも哀しみ
も分かちあえる仲間との「対話」を呼びかけます。そして、軌を一つに平和・「共
生」への志を共有し合う世界中の仲間達に情報を発信し、彼らの「ネットワーク・
コーディネーター」としてとなることを目指します。各々が抱える厳しい現実の狭間
で、その「対話」は、必ずしも奏功しないかもしれません。しかし、私に出来るこ
と、あなたに出来ること、お互いに出来る一つ一つの小さなことから少しでも歩みを
進めることが、その第一歩となることを確信しています。それこそが、「世界の若者
による対話―RING」の狙いであり、コンセプトなのです。