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(回答先: 何故、さざなみ通信やJCPウォッチャーができたのか 投稿者 スパルタクス 日時 2003 年 12 月 12 日 15:17:28)
私は共産党というとどうも嫌な感じがしていましたし、今でもそうです。
しかし地方議会においては、割合と汚職糾弾などにおいては「使える」存在であるように思えることがあります。ただし昔の東京都の美濃部都政や京都府の蜷川府政のような与党化した場合にはそうではないですが。
地方行政と議会においては、結構利権誘導や暴力団が括弧しているところも少なくはありません。とくに同和利権が強い地域などにおいては、行政の組織が態をなしておらず、市町村会議長自身が恐喝や暴行を行なうような事態も多く起きています。
そのような状況で、議会において割合ときちんとそのような事態を糾弾しているのが共産党の地方議会議員であることが多い。これは共産党というレッテルを貼られることで、糾弾される側も「共産党だからうるさいから」ということで、脅しなどを受けにくいという事情もあるようです。保守系議員や無所属議員は家に猫の死骸を投げ込まれたり、自分の車を壊されたりして「無言の脅し」をされてしまうが、共産党はそれがない。だから安全に糾弾できるということであって、共産党が優れているからというわけではないのですが。
しかし地方議会と行政の怠慢や腐敗は目に余るものがあります。田舎になればなるほど露骨に利権誘導を行なってはばからない輩が多いのは事実。このまま地方自治権を拡大して渡してしまったら利権と腐敗が悪化するだけです。
基本的にこのような状況があるのも、有権者が国政選挙とくらべて地味な地方選挙に関心をもたず、投票率が低すぎることが招いていると思います。地域住民が関心が無いから傍若無人に不正な利益誘導を行なっているわけです。
私が危惧するのはこのような地方行政であれば、共産党が活躍する機会が増えて共産党が正義の味方に見えてしまう人々が多くなることを危惧します。共産党はプロレタリア政党と言いますが、実際は東大卒でないと委員長や書記長になれないような高学歴志向の集団です。また不破哲三氏なども共産党員へ自著の購読を義務付けて、印税でたんまり稼いでいるそうです。
やはり地方議会への投票率を高くするようにしなければ暴力団が跋扈して共産党がヒーローみたいになってしまう危険性を感じます。