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(回答先: デニス・クシニッチ アメリカに平和の大統領を! 投稿者 へなちょこ 日時 2003 年 11 月 17 日 00:58:04)
http://www.awa.or.jp/home/gen/
アメリカに平和の大統領を!キャンペーン
〜あなたも勝手連を作ってデニス・クシニッチを応援しよう!〜
あなたの友達に、デニス・クシニッチのことを伝えることから
平和な世界を生みだす一歩が始まります
世界中の市民と活動家たちが一体となれば、平和を創り、地球を守るだれも押しと
どめられない力になれる。そこから、核兵器と大量破壊兵器廃絶への新しい運動が始
まるだろう。そこから、持続可能なコミュニティやエネルギー・交通手段・経済の新
しいシステムへの要求が生まれるだろう。そこから、未来がわれわれに堰をきって開
けてくるだろう。 ーデニス・クシニッチ
私は今回のイラク「戦争」で、つくづくこの地球に住むすべての人は、アメリカの大統領を選ぶ権利がある、と感じました。アメリカ大統領の政策次第で突然テロ国家にされ、イラクやアフガニスタンの人々のように爆撃され、無実でも殺されるかもしれません。有事法制が通れば、日本は今後アメリカの戦争に参加・協力することが強制されるでしょう。また、アメリカ的ライフスタイルを支えるために地球環境が取り返しがつかないほど悪化して、子供たちの未来が奪われてしまうかもしれません。
だからこそ、日本から平和の大統領が誕生するのを一緒に応援しませんか。私やあなたを含む平和や環境の問題に関心のある全世界の人々が「アメリカに平和の大統領を誕生させよう」と願い、行動することで、奇跡が起きるかもしれません。
一人一人の力は小さくても、それを合わせれば奇跡は起きる。夢は実現する。
Let's make it happen! ーキャンペーン発起人 きくちゆみ
*「アメリカに平和の大統領を!キャンペーン」の経過は Open Japan のメールニュー
スで報告します。
配信のお申し込みは open-j@peace2001.org まで。ホームページ
http://www.peace2001.org
デニス・クシニッチ下院議員の演説より(訳・森田玄)
私が描くアメリカとは、単独行動主義ではなく世界調和を求める国であります。
最初に攻撃するのではなく、最初に手を差し伸べる国。
世界のひとびとの重荷を軽くするために努力する国。
援助を乞われたら、爆弾ではなくパンを、ミサイルではなく医療援助を、
核物質ではなく食料を分配するのがアメリカなのです。
アメリカには世界での役割があります。
それは、世界の国々と協力して、世界各国の平和を達成することです。
それは、核不拡散条約の約束をもとに戻し、率先して核兵器全廃に向うことです。
国際秩序を確保する手助けをすること、
国際条約を補強し、順守すること、
生物化学兵器と地雷の管理をし、最終的には撤廃を保証すること、
炭素排出削減のため世界各国と協力して、地球の気候を保全することです。
アメリカは世界を守る助けをできます。
世界を救う助けができます。
しかし、世界を管理することはできないし、私たちもそれを望むべきではありません。
アメリカがとるべき道は、繁栄を導くような平和です。
それは経済システムが健全で、基本的な生活環境や人間の価値を保障するような平和構造を理解することです。
みなさん、これはあなたの政府です。
その将来をどのように描くのか、あなた方には発言する権利があります。
その権利は私たちの独立宣言から導かれています。
それは、自己統治を基本的な権利としました。政府はワシントンDCだけで生まれるのではありません。
それは、何千という市、町、村で起きるプロセスの結果です。それはまた、私たちの心に起きる
プロセスでもあり、それが国土への愛や、お互いの愛によって生まれるのです。
私がこれらの希望や夢を遂行できるのは、みなさんの愛からです。
私は勇気を持ってそれを将来に向けてやっていくつもりです。
ありがとうございました。
Prayer For America, Dennis Kucinich
(この演説の全文は、www.peace2001.org にてご覧になれます。)
**************
ただいま!アメリカからもどりました。デニス・クシニッチさんに会うために、
彼が北カリフォルニアを遊説している間にサンフランシスコへ飛びました。ク
シニッチさんの選挙は、草の根の市民の力だけで、ボランティア中心で行われ
ていました。はじめは懐疑的だった人々も、彼の演説を直接聞き、ともに時間
を過ごした人は、例外なくクシニッチさんの支持者へと変わっていっています。
最初は民主党の9人の候補者の中でまったく無名とされ、メディアにも殆ど取り
上げられていませんでしたが、彼のキャンペーンが全米の街を移動していくう
ちに、イラクやアフガニスタンの戦争に反対したすべての人々や、金では魂を
売らない人々を巻き込み、引きつけながら、大きなウェーブが生まれることを
確信しました。遊説の合間に、地元のラジオやテレビ局の収録もこなしました。
民主党の大統領指名選挙(9人の候補者から一人に絞り込む)は来年3月なので、
それまでいかに多くの人にクシニッチさんの話を直接聞いていただくかが勝負
の分かれ目です。以下のURLを広げて下さい。
*クシニッチのサポーターたちが運営するサイト
http://groups.yahoo.com/group/Kucinich4President/
*デニスクシニッチ公式サイト
http://www.kucinich.us
クシニッチさんは貧しい子沢山の家庭に生まれ、17歳になるまでに21回も引越
しを経験しました。23歳でクリーブランド市議会議員になり、31歳で米国最年
少の市長になりました。その後州の上院議員を務め、下院議員になりました。
苦労し、自分の努力と才覚で政治家として大成してきたクシニッチさんは、他
のエリート・金持ち・二世議員たちとは違う魅力的な存在です。ホームレスを
含む仕事や家や健康に恵まれない人が一人もいなくなるように、予算の優先順
位を大幅に変えようとしています(今は軍事費が突出しすぎ)。失敗してもや
り直せるアメリカ、チャンスがすべての人に与えられているアメリカ、国民皆
保険、幼稚園から大学までの教育費を無料にして、すべての才能が花開くアメ
リカを実現しようとしています。
また、米愛国法や対イラク戦争にも反対した彼は、アメリカが世界の一員とし
て、各国のリーダーたちと確実な軍縮を進めながら、テロの根本原因を取り除
き、国際刑事裁判所を機能させることで、軍事力によらない国際紛争の解決を
目指すそうです。これは私たちグローバルピースキャンペーンが一貫して提唱
してきたことなので、飛び上がるほどうれしかった!
彼のような人が競争の激しい米下院議員をすでに4期も務めていることに感動
しました。クシニッチさんを選び続けたオハイオ州のアメリカ人に感謝します。
以下は、彼の政策の中で他の候補者と際立って違っている点です:
*世界と協調し核廃絶、軍縮、すべての大量破壊兵器の廃棄、地雷撤去にとり
くむ。これまでの軍縮関連の条約すべてに調印する
*京都議定書批准、国際刑事裁判所に加盟
*NAFTAとWTOをキャンセル、貿易は二国間協定で、双方の国の労働者の権利と
環境を守ることでアメリカと貿易相手国双方の国民を助ける
*戦争で国際紛争を解決しない。「21世紀にまだ戦争をやろうなんて、狂って
いる。戦争を過去のものにしよう」とバークレイで発言。
*国際協調により軍事費を削減し、社会福祉、教育、医療、ハウジング、失業
問題にとりくむ
*脱原発、自然エネルギー推進
*すべての人に健康保険と教育と仕事を
*医学用大麻の合法化
*遺伝子組み換えに反対、安全な食を推進
*環境保全に積極的にとりくむ
財源がどこにあり、何を削って、何を優先するかがとても明確でした。話の上手
な政治家は沢山知っていますが、彼ほどの人(頭脳とハートと実行力と広い視野
とバランス感覚を兼ね備えている)は見たことがないです。私が日本からわざわ
ざ飛んできたことをとても喜んでくれ、3日間ですっかり仲良くなりました。
「あなたが本物かどうか、見に来たのよ」というと、まいった、という感じで笑
いながら「それでどうなの(僕は本物か?)」と聞くので、「You are real!
(あなたは本物だわ)」と答えました。そのときのはにかんだ笑顔は少年のよう
でした。
移動中の車の中で、森住卓さんの『湾岸戦争の子どもたち』の写真集を1ページ
づつお見せしながら、話しました。すでに全米の議員事務所に届けたのですが、
やはりご本人には届いてなかったようで、初めてみるとのことでした。DUのこと
はよくご存知でしたが、無脳症の赤ちゃんの写真にはショックを受けていまし
た。
ワシントンDCでこの写真展をやりたいというと、手伝ってくれる約束をしてくれ
ました。写真展が決まったら、この写真家を米国に呼ぶことができるか、とも聞
かれましたので、そのときはコーディネートします、と答えました。
それから『やさしいことばで日本国憲法』(池田香代子著)を差し上げました。
有事法制が通過したら平和憲法は死んだも同然、と伝えると、自分になにかでき
ることはないか、と聞いてきました。日本の国会議員、首相、あるいはメディア
にクシニッチさんが手紙を書いてくだされば、アメリカが一枚岩でないことを伝
えることにもなり、インパクトがある、と言いました。この手紙も、すぐ書いて
くれるそうです。
私たちが本気でクシニッチさんを応援して(日本からもアメリカでも)、彼が大
統領になれば、平和憲法を守りつつ、脱原発・核兵器廃絶・軍縮・環境保護・武
力によらない国際紛争の解決・テロ撲滅などを達成するのも夢ではありません。
彼は本気です。
民主党の候補者の中に、軍事費の削減を公言している候補者は他にいません。脱
原発を訴え、医療大麻の合法化を訴えているのも、戦勝ムードの米国議会で、イ
ラクの大量破壊兵器がどこにいってしまったかを追求しているのも、彼だけで
す。
クシニッチさんほど、世界中の市民の良心を代表している人はいないでしょう。
デニス・クシニッチさんに会いにいきませんか?みなさんから反響があれば、ツ
アーを組むことも検討します(今回一緒に行きたくても行けなかった方々のため
にも)。興味がある方はDMをください。 mailto:yumik@awa.or.jp
この選挙は「各自が自分自身の良心を信じられるかどうか」にかかっているので
しょう。自然を愛する人、戦争をなくしたい人、先住民を支援している人、脱原
発・自然エネルギーを推進している人なら、クシニッチさんのような大統領候補
が出現したこのチャンスをつかみ、大胆にクリエイティブにあなたができること
を提案してください。奇跡を起こせるかどうかは、私たち次第です。
愛と感謝をこめて
きくちゆみ