現在地 HOME > 掲示板 > 選挙1 > 620.html ★阿修羅♪ |
|
浜岡町長選 本間氏が無投票4選
--------------------------------------------------------------------------------
浜岡町長選は11日告示され、現職の本間義明氏(75)=無所属=のほかに立候補の届け出がなく、本間氏が前回と前々回に続き無投票で4選された。同町は来年4月1日に隣の御前崎町と合併して「御前崎市」となるため、浜岡町では最後の町長選挙だった。本間氏の4期目の任期は12月15日から来年3月31日までの3カ月半。新市誕生後、50日以内に市議選とともに市長選挙が行われる。
本間氏は午後5時過ぎ選挙カーでの遊説を終えて同町池新田の選挙事務所に戻ると、支持者らから拍手で迎えられた。榛村純一掛川市長や小笠郡の4首長、御前崎町の吉村権財茂町長も駆けつけて祝勝式をした。本間氏は「初心にかえり、浜岡町の最後の幕引きをし、御前崎市の建設に頑張っていきたい」と述べ、引き続き御前崎市の市政を担う意欲を見せた。
新市誕生間近 対立候補出ず
《解説》今回の浜岡町長選で、現職の本間義明氏に対し、町議会の中には対立候補を擁立する動きもあった。だが、町長任期が新市誕生までの3カ月半と短いこと、新市誕生と同時に市長選が行われることなどが無投票につながった。
中部電力浜岡原子力発電所が立地する浜岡町の財政は、電源三法による交付金と固定資産税で潤う。この豊かな財政力で本間氏は3期目も公共下水道など各種事業を推進した。
浜岡原発で昨秋、4基すべてが一時期、運転を停止する異常事態が起きた。国のエネルギー政策に協力する本間氏は、地元5町でつくる浜岡原子力発電所安全等対策協議会会長として協議会をまとめ、2号機、4号機、3号機と運転再開を承認した。
御前崎町との合併協議でも協議会会長として、短期間に新市誕生に導く手腕も見せた。
だが、町議会の中には「箱ものばかり」「職員の声を聞かずワンマン」という批判もある。ある町議は「本間氏に最後の花道をというわけで無投票になった。市長選は無投票にならない」と断言する。
(11/12)
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?c=5&kiji=1401