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「前進」一面論文・第3章より転載。(第2章は戦争板に転載します。)
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no03/f2126sm.htm#a1_1
11月9日投開票の総選挙は、日本経団連・奥田ら日帝ブルジョアジーが主導して、戦争と恐慌の時代の日本帝国主義・資本主義の体制を守るための路線を競わせるという、かつてない露骨な翼賛選挙となった。「政党評価基準」を設けて日本経団連としてどちらが献金にふさわしい相手であるかを評定するとしたのである。これを受けて、自民党と民主党はそれぞれ「政権公約(マニフェスト)」を提出し、構造改革、消費税増税などでいかに奥田路線に合っているかを競いあったのである。民主党が小沢・自由党と合同したのもそれが目的だった。
しかもそれは、超反動的な小選挙区制のもとで、小泉・自民党に終始有利に働いたのである。日帝・小泉への労働者階級の反撃を先頭とした闘いをただちに構築しなければならない。
この中で日本共産党スターリン主義の議会主義政党としての破産もまた突き出されている。日共は今回の総選挙で、民主党との違いを強調する選挙戦を展開したが、ついこの間までは民主党との連立政権に入ることに腐心してきたのが不破指導部である。彼らは、民主党との「野党共闘」を拡大したと言って自慢してきたのだ。民主党「批判」をするなら、そのことをどう総括するのか。
綱領改定に突き進む日本共産党は、労働者階級に徹底的に背を向け、その闘いを抑圧した上で、一切を選挙に絞り込み、労働者の力を選挙の一票に解消し抑え込み、議会選挙にのめり込むことを路線的に確定した。だが、この路線は、「自民党対民主党」という「二大政党制」のキャンペーンのもとで、決定的な行き詰まりに直面している。不破路線の破産が突き付けられているのである。
社民党と日本共産党の屈服・転向と没落の中で、今や社・共に代わる闘う労働者党の建設が待ったなしに求められているのだ。
日帝の朝鮮植民地支配を正当化し、北朝鮮への経済制裁を発動して、北朝鮮侵略戦争を扇動する石原暴言を弾劾し、徹底追及しよう。都労連攻防を闘おう。
教育基本法改悪粉砕の12月闘争をかちとろう。改憲攻撃を粉砕しよう。20労組とともに、闘う自治体労働者を先頭に有事立法・国民保護法制を粉砕しよう。
無実の星野文昭同志を取り戻すために、星野同志がとらわれている地元である徳島での集会が実行委員会によって呼び掛けられている。この闘いを心から支持し、11・14〜15徳島行動に全国から集まろう。
闘う労働者の週刊政治新聞『前進』をすべての労働者に持ち込もう。
とりわけ、日帝・小泉=奥田路線粉砕へ、戦闘的労働運動の前進の先頭に立つ革共同への年末一時金カンパの集中を心から訴える。