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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031110-00000990-jij-pol
衆院選で勢力拡大を狙った自民党各派の議席争いは、9人増やした森派の独り勝ちとなった。同派幹部は「地道に人材発掘してきた成果だ」と胸を張るが、9人減の最大派閥・橋本派からは「うちは貧乏くじで、森派だけが膨張か」(幹部)と恨み節も聞こえてくる。
森派は、同派出身の小泉純一郎首相が「もう派閥の時代じゃない」と公言する一方で、選挙実務を担当する安倍晋三幹事長、町村信孝総務局長らが積極的に新人、元職を勧誘。新人は15人中、9人を当選させ、衆院勢力を48人に伸ばした。保守新党の熊谷弘代表を破った無所属新人も同派が支援した。
解散時に59人いた橋本派は、野中広務元幹事長らが引退した上、村岡兼造会長代理ら前職12人が落選。当選した元職5人、新人4人を加えてもマイナスをカバーできず、参院を合わせた全体でも100人の大台を割り込んだ。亀井派も前職10人が落選し、トータルでもマイナス9。堀内派も6人減となった。
山崎拓副総裁が落選した山崎派は、皮肉にも2増。旧加藤派も無所属で返り咲いた加藤紘一氏の復党で2増となった。
一方、選挙期間中、小泉首相が応援に駆け付けた自民党候補75人中、森派候補は14人と最も多かった。小選挙区で当選したのは23人だけで勝率は3割。ただ、森派は8人が当選した。(了)(時事通信)
[11月10日14時31分更新]