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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031110-00000113-yom-pol
保守新党は10日、衆院選での惨敗を受け、党を解党して自民党に合流する方針を決定した。19日召集予定の特別国会前に合流する。これにより、小泉内閣は、自民、公明、保守新の3党連立政権から自民、公明の2党連立政権となる。
保守新党は衆院選で、代表の熊谷弘氏が落選するなど、解散時の9議席から4議席に減らした。同党は10日、扇千景・前国土交通相を後継代表に起用する案を軸に、党の建て直しを図ったが、扇氏が代表就任を拒否したため調整が難航した。
一方で、保守新党内では、党の将来展望は開けないとして、自民党への早期合流論が強まった。
こうした事態を受け、小泉首相(自民党総裁)は10日午後、首相官邸に保守新党の二階幹事長と扇氏を呼び、「保守新党が国民に約束した政策をより具体的に実行していくためには、自民党と保守新党が合流し、一緒にやっていってはどうか」として、自民党への合流を提案した。
首相の提案を踏まえ、二階氏らは同日夕、国会内で全議員が集まって対応を協議した結果、「自民党と合流しなければ、たちいかない」との判断で一致した。
この後、二階氏は記者会見し、「自民党と保守新党が合流し、政策を具体的に実行していくことが国家・国民のためだ」とする声明を発表した。そのうえで、「できるだけ早い機会に合流について関係者の合意を得る」と述べた。
保守新党は現在、衆院4人、参院3人の計7人。昨年12月、旧保守党の二階氏らと、民主党から離党した熊谷氏らが結成した。当初は、民主党からのさらなる離党者の受け皿となることを狙ったが、結党後の入党はなかった。
自民、民主両党の2大政党化が進むなかで、保守新党のような小政党が、来夏の参院選を乗り切るのは難しいとの見方が強まっており、党内では、自民党との合流を求める意見が広がっていた。
小泉首相は10日夜、都内で記者団に対し、「合流した方がいいんじゃないですかとお話した。これからも協力してやっていきたい」と述べた。(読売新聞)
[11月10日21時57分更新]