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http://www.asahi.com/politics/update/1110/013.html
有権者が小選挙区と比例区でどのような投票行動をとったのかを、出口調査で探った。今回、全投票者の36%が小選挙区と比例区で別の政党に投票。前回の45%よりは減ったが、なお高い率を保っている。2票を使い分けた有権者が比例区で投票した先は、公明党と並んで民主党が大きな投票先となっており、民主党が比例区で大きく議席を伸ばした理由の一端が浮き彫りになった。
使い分けをした有権者の比例区での投票先を見ると、公明党に投票した人は31%で、ほとんどが公明支持層。同党は小選挙区には10人しか候補者を擁立しなかったため、使い分けを余儀なくされたと見られる。小選挙区では62%が連立相手の自民党候補に投票し、民主党候補にも17%の票が流れていた。
票を使い分けた有権者の30%が、比例区で民主党に投票していた。公明党と並ぶ高率で、小選挙区で他党に投票した有権者のかなりの割合が、比例区では民主党を選んだことになる。内訳をみると、小選挙区で自民党に投票していた人が最多で50%。共産、社民がともに11%と続く。
比例区で民主党に投票した有権者のうち、小選挙区でも民主候補に投票した割合は前回の67%から73%に増えた。前回は15%が小選挙区で自民候補に投票していたが、今回は13%だった。
小選挙区で投票する際に何を重視したかをたずねたところ、小選挙区、比例区双方で民主党に投票した人の64%が「所属政党の政策・公約」を挙げた。マニフェスト(政権公約)を重視している有権者が多かったことがうかがえる。
比例区で民主党、小選挙区で自民党候補を選んだ人は、50%が「候補者の能力・人柄」を重視したと答え、「政策・公約」は32%だった。比例で自民党、小選挙区で民主党候補に投票した人も過半数が「候補者」を重視したと答えるなど、比例区と小選挙区で与野党別々の政党に投票した有権者は、小選挙区候補の人柄や能力を評価していたケースが多いことが分かる。
<出口調査の方法> 300小選挙区の計9347カ所の投票所で出口調査を行った。投票を終えた有権者に調査用紙を渡し、回答の秘密が守られる形で、選挙区で投票した候補者、比例区で投票した政党、ふだんの支持政党などについて選択肢を選んでもらった。全国計46万8050人から有効回答を得た。
(11/10 10:38)