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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031110-00000901-jij-pol
自民、公明、保守新の与党3党は10日午後、国会内で党首会談を行い、3党連立による小泉政権の継続を確認する。これに先立つ幹事長・国対委員長会談で、首相指名選挙などを行う特別国会を18日にも召集する方向で調整する。小泉純一郎首相は衆参両院で首相に指名されるのを受け、現内閣の閣僚17人を全員再任し、第2次小泉内閣を発足させる。
党首会談で小泉首相は、9日に投開票された衆院選で、与党3党が絶対安定多数を確保したことを踏まえ、連立継続を要請。公明、保守新両党も同意する。また、幹事長・国対委員長会談では、特別国会の日程について協議する。イラクへの自衛隊派遣問題の展開によっては、19日に召集する案もある。
公明党の神崎武法代表は10日午前、党本部で記者団に対し「党首会談では3党の結束を確認したい」と語った。
保守新党は熊谷弘代表らが落選。衆院勢力が4議席にまで落ち込み、熊谷氏は二階俊博幹事長に代表辞任の意向を伝えた。二階氏は同日午前、都内で「連立継続の方向で努力したい」との意向を記者団に明らかにした。
ただ、保守新党内には、自民党との候補者調整がスムーズにいかなかったことが敗因との不満がくすぶっており、与党内がぎくしゃくする可能性もある。
党首会談に先立ち、首相は自民党総裁として党本部で記者会見し、今後の政権運営や構造改革の取り組みなどについて所信を明らかにする。(了)(時事通信)
[11月10日11時31分更新]