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総選挙中盤情勢調査考 れんだいこ 2003/11/03
投開票日9日前に当る2003.11.2日、新聞各社はほぼ一斉に総選挙中盤情勢調査を発表した。論調を各社ごとに調べてみるのも一興だが、ほぼ同じ予測に立っているので一括整理してみることにする。
それによると、「自民、単独過半数確保の勢い」(毎日)、「自民、過半数うかがう」(朝日)とある。これをもう少し詳しく見ると、「自民健闘増、公明微減、保守後退で与党が過半数維持。民主健闘増、共産後退、社民半減で野党低迷。自民と民主の二大政党化進む」ということになるようである。
自民党は堅調に戦いを進めており、単独過半数(241議席)を確保する勢い。解散時勢力(246議席)を上回るかどうかが微妙、場合によっては「安定多数(252議席)」をもうかがっている。比例代表でも前回の56議席からは伸ばす見込みで60議席台も視野に入っている。
公明党は、解散時勢力(31議席)前後にとどまる見通し又はやや下回る可能性がある。保守新党は解散時の9議席の確保が困難になっている。
民主党は、解散時勢力(137議席)を大きく上回るのは確実だが、政権交代を可能にさせる200議席の大台という目標の達成は困難な情勢になっており、170議席台にとどまる模様。比例代表では、旧自由党の分を含めた前回議席(65議席)を超え、自民党を上回る70前後に迫る勢い。合併効果は比例代表に現れている。
共産党は、解散時勢力(20議席)を下回る可能性が強まっている。社民党も解散時の18議席を下回るとみられる。特に社民党は1ケタに落ち込む危機に直面している。
自・公・保3党による連立与党は、過半数を維持する公算が大きく、さらに衆院の全常任委員長ポストを占めて法案も可決できる安定多数(252議席)をうかがう情勢だ。
さて、当掲示板の「ネットゴング」ではどうなっているだろうか。非常に参加者が少なく、約12名のデータでしかないが、次のようになっている。投票率は、60%代と40%代に票が分かれている。
自民党は、単独過半数241議席以上派と、過半数割り込むも小幅減派に二分されている。民主党は、 改選議席を上回るも200議席に届かず。公明党想は、現状維持ないし減。共産党は、減。社民党は増と減に分かれている。保守党は減が圧倒的。何の事は無い。この12名データも今回の新聞調査とほぼ同じ予測をしていることになる。
しかし、これではつまんない。民主党ブームが起きない理由として、管と岡田がしきりに消費税値上げをぶっていることに原因があるように思われる。与党の小泉が自分の任期の間はやらないと公言しているのに対し、野党の側がけしかけている愚劣さが敬遠されているのではなかろうか。それだけが原因ではないにしても、岡田のタカ派系発言がげんなり感を与えているようにも思われる。
政権とらせてください。今よりは悪いようにはしない。国民の声を聞き、然るべき日本の針路を打ち出します、でよいのではないのか。しかしそんなことも分からない指導部ではなぁ、鳩山よりは良いけどもの足りないな。
でも、落雷が国会議事堂へ直撃しているから何が起るか分からんぞ。
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http://www.marino.ne.jp/~rendaico/senkyo_syugiin.htm