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1日も早く再審開始を 沖縄闘争のえん罪訴え集会
1971年の沖縄返還協定反対闘争で、デモ隊を指揮し警察官を殺害したとして無期懲役が確定、再審を求めている元高崎経済大生、星野文昭受刑者(57)の支援者らが15日、徳島市で集会を開き、「1日も早く再審を開始してほしい」と冤罪(えんざい)を訴えた。
沖縄県読谷村議の知花昌一さん(55)が「星野さんを取り戻すのは沖縄人の責任」と講演。弁護団は「一切の物証がなく、有罪の決め手とされたデモ参加者の供述も覆されている」と主張した。
星野受刑者は現在は徳島刑務所に収監。事件は71年、東京都渋谷区でデモ隊に鉄パイプで殴られるなどした機動隊員が死亡。星野受刑者は無罪を主張したが87年に殺人罪などで無期懲役が確定。再審請求したが棄却されたため、東京高裁に異議を申し立てている。(共同通信)
[11月15日19時18分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031115-00000127-kyodo-soci