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竹内元茨城知事「痴呆進み審理無理」 公判停止求める
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ゼネコン事件で収賄罪に問われた茨城県元知事の竹内藤男被告(85)の公判が14日、東京地裁であり、弁護側は「痴呆(ちほう)が進んで心神喪失状態との診断が出て、正当な審理を受けることができない」として刑事訴訟法に基づいて公判停止を申し立てた。
中谷雄二郎裁判長は同日、職権で精神鑑定の実施を決め、鑑定人を選任した。約1カ月の期限で行われる鑑定の結果次第で、93年12月の初公判から続いた裁判が判決を迎えずに審理を終える可能性が出てきた。
元知事は今夏ごろから体調を崩し、たびたび法廷に出頭できない状態が続いていた。このため、裁判所が精密検査を弁護側に要請。帝京大学医学部付属病院に約2カ月間入院して検査したところ、痴呆が改善する見込みがなく、(1)出頭は不可能(2)心神喪失で正当な防御権を行使できない、との診断結果が出た。
中谷裁判長は、公判停止の可否を慎重に判断するため、別の専門医師による鑑定を実施するものとみられる。元知事については、これまで170回を超える公判が重ねられ、年内にも論告求刑が行われる予定だった。
(11/15 03:03)
http://www.asahi.com/national/update/1115/004.html