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勤務先の電気ポットに保冷パックを入れ4人を薬物中毒にしたとして、傷害罪に問われた滋賀県栗東市小柿、元トラック運転手吉岡秀樹被告(38)に対し、大津地裁の伊藤寛樹裁判官は10日、懲役1年2月(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
起訴状などによると、吉岡被告は勤務していた滋賀自工運輸(栗東市小柿)が勤務怠慢を理由に解雇を通知したのに腹を立て、8月25日午前9時ごろ、同社の休憩室で社員用電気ポットに硝酸アンモニウムなどが成分の保冷パックの中身を混入。知らずにポットの湯でカップめんを作って食べた24−36歳の男性社員4人に急性薬物中毒や急性胃炎などの傷害を負わせた。(共同通信)
[11月10日10時13分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031110-00000080-kyodo-soci