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2003/11/7
今時、左翼でもやらないような水増し発表をする警察とメディア
「ぼおるど事件」以降、連日のように工藤會組員逮捕の報道がなされている。
各メディアによると、逮捕者数は、106名という報道がなされているが、実際のところはどうなのかを調査してみた。その結果は、なんと逮捕者11名であった。
実に11倍もの水増し発表である。今時の左翼のデモでも、そのような水増しはしていないというのに、何ともあきれた話である。
これは警察がそのように発表しているからなのだろうが、それを事実確認もせず垂れ流すメディアも同罪であろう。
もっとも、数字をごまかすのは、先日の視聴率買収騒ぎでも明らかなように、日常的に行われていると考えるべきであろうか。
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2003/11/4
「ぼおるど襲撃事件」爆発物に関する報道
ぼおるど襲撃事件のマスコミ報道について、検証してみます。
まずは、事件に使われた爆発物に関してどのような報道がなされてきたのかを振り返ってみましょう。
事件直後の報道では、
「花火のような爆発物」(8/18 20:56佐賀新聞)
「火炎瓶のような物」(8/19 2:05毎日新聞)
と、この時点では、炎の出る物であったという認識がされています。それが、8/19の遅い時間帯の報道記事になりますと、
「手投げ式爆弾の可能性もある」(8/19 20:25佐賀新聞)、
「手りゅう弾」(8/19 22:39毎日新聞)
と、一変していて、さらに8/20の報道では、
「軍用など製品化された手りゅう弾の可能性が高い」(読売新聞)、
「回収した多数の破片などから手りゅう弾であることが19日、小倉北署の調べで判明」「手製ではなく製品とみられるが、爆発規模からは殺傷能力に疑問な点もあり、回収物を警察庁科学警察研究所に送り最終的な分析を急ぐ」(ともに産経新聞)
と、軍事用手りゅう弾である可能性があるとしながらも、断定はしていない記事がある一方で、
「軍事用の手りゅう弾」(毎日新聞)
と断定している記事も出ています。
翌8/21以降の報道を見てみますと、
8/21
「軍事用の手りゅう弾」(毎日新聞)
8/22
「既製の軍用手投げ弾の爆発は横に広がるが、城戸 容疑者が使った爆弾は上方に破裂したとみられ、福岡県警は、爆発物が手製だった可能性もあるとみて、爆発物の特定を急いでいる。」(西日本新聞)
「軍用手りゅう弾」(読売新聞西部本社)
と、「軍事用」であったように報道されていますが、8/24以降の記事になると、
8/24
「手りゅう弾」(毎日新聞)
8/25
「手投げ弾のような爆発物」(読売新聞西部本社)
8/27
「手投げ弾」(読売新聞)
8/28
「手投げ弾」(読売新聞)
「手投げ式爆弾」(読売新聞西部本社)
「爆弾は軍用手りゅう弾の可能性が高く、県警が現場で採取した破片などの鑑定を進めている」(読売新聞西部本社)
「爆発物」(西日本新聞)
「手榴弾」(朝日新聞)
「手りゅう弾」(毎日新聞)
「手りゅう弾」(産経新聞)
8/29
「爆発物」(西日本新聞)
9/3
「手榴弾」(朝日新聞)
9/18
「手投げ弾のような爆発物」(西日本新聞)
・
・
・
10/28
「爆発物」(西日本新聞)
と、このように、軍事用の文字は無くなってしまっているか、軍事用の可能性があるとの表現にとどめ断定は避けています。また、西日本新聞では、一度として「手りゅう弾」「手投げ弾」と断定した表現を用いていません。読売新聞は「手投げ弾」「手投げ弾のような爆発物」と表現が揺れています。
そして、爆発物の鑑定結果が出たとの報道をした新聞は11/3の時点では、まだありません。
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2003/10/29(2003/11/1追加)
「ぼおるど襲撃事件」で容疑者が亡くなった事件について
10月24日、「ぼおるど襲撃事件」で亡くなった城戸容疑者の遺族が、福岡地方検察庁に刑事告訴を行いました。
翌10月25日、13時30分、北九州市小倉北区内のサンスカイホテルにて、刑事告訴に関する記者会見が行なわれました。会見出席者は、亡くなった木戸真悟氏の遺族と弁護士です。
また、当日は、地元主要メディアの記者・カメラマンが参加した模様です。
まず、弁護士より、告訴に至るまでの経緯説明が行なわれ、その後、遺族の方からの発言及び、記者との質疑応答が行なわれました。
当日配布された資料を、アップします。
今回の刑事告訴について、当欄で取り上げる理由は、資料をごらんいただければおわかりになると思います。
告訴状
城戸被疑者死亡事件についての問題点、告訴の意義について(大口昭彦弁護士)
城戸真悟氏の妹さんの手記
城戸真悟氏の死体検案書(2003/11/1追加)
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2003/09/13
マスコミと「正義の警察」
先日、福岡県・小倉において地元ヤクザ組員によるクラブ襲撃事件が発生した。当ページの読者のみなさんも記憶に新しい出来事だと思います。この事件を例に、マスコミの報道姿勢について検証したいと思います。
この事件についてはテレビ・新聞で全国へ配信され、その後は地元マスコミによる取材が続けられています。その内容は「正義の警察」と「凶悪な暴力団」の対決という構図となっています。
しかし、「正義の警察」という報道がきちんとした取材と検証に基づいて書かれているのか?
ここにひとつの新聞記事があります。地元支局発と思われる、朝日新聞9月9日付全国版社会面に掲載されたものです。
↑朝日9/9PDFファイルへ
上記ファイルが読めない場合はこちらをどうぞ
この記事をそのまま読めば、全国の読者は、小倉の市民の怒りを受けた地元警察が奮闘している、地元警察は頑張っていると捉えることとなります。しかし実際の現場はそうなのだろうか?当市民会議はそんな疑問から小倉を取材し、市民の本当の声と小倉の実態をひろい、朝日新聞と同じような記事を作成してみた。この記事と上にある朝日記事PDFを読み比べてもらい、いかにマスコミがいい加減な報道をしているか、警察発表を検証せずに掲載しているのかを感じていただきたいと思います。
↑ 当市民会議作成PDFファイル
上記ファイルが読めない場合はこちらをどうぞ
http://keisatsu-fusyouji.org/media/index.htm