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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031107-00000153-mai-soci
福岡市の松本真二郎さん(当時41歳)一家4人殺害事件で、別の強盗容疑などで逮捕、起訴された中国人元専門学校生、魏巍被告(23)が、松本さん一家以外にも数件の襲撃計画を練り、いずれも「家にいる人間は全員殺し、金を奪うつもりだった」と供述していることが分かった。また一家4人の殺害で、魏被告と王亮(21)、楊寧(23)両容疑者=いずれも中国公安当局が身柄拘束=の3人の役割分担が判明した。
調べでは、3人は松本さん宅を襲撃する前にも、福岡市内の中華料理店などを狙った数件の強盗を計画。実際に下見するなどした結果、いずれも「侵入しにくい」などの理由で断念していた。3人は、松本さん宅襲撃で4個の手錠を使ったが、うち2個は事件の約2週間前に購入しており、別の計画で使おうとした可能性もある。
一方、3人は松本さん宅に侵入後、人の気配があったことから、1階風呂場脱衣所と2階の二手に分かれ、魏被告と楊容疑者が脱衣所で妻千加さん(同40歳)を襲撃。王容疑者は2階寝室で長男海君(同11歳)、長女ひなちゃん(同8歳)を手で絞め殺したといい、後で帰宅した真二郎さんは3人が待ち伏せて襲ったという。
また、4人の体に手錠と鉄アレイ、重りをつけて海に沈めたことについて、王、楊両容疑者は「暴力団の仕業に見せかけるためだった」と供述。県警捜査本部はこうしたことから、3人が暴力団を装ったいくつかの強盗殺人を計画し、その一つとして松本さん一家を襲ったとの見方を強めている。
捜査本部は、3人が他人名義で携帯電話を購入し、襲撃のための準備などの連絡に使ったり、松本さん宅を物色した痕跡があまりなかったことから、背後関係をさらに慎重に調べる。(毎日新聞)
[11月7日3時13分更新]